医学部 医学科 ５年
T.I
大学までは実家から約1時間かけて自家用車で通っています。実家暮らしがありがたいのは、常に話す相手がいてくれること。5年次になると日々の実習で心身ともに疲れを感じる日が増え、さらに就職活動や国家試験を控えて、悩みや不安が大きくなります。そんな時でも、家に帰ると話を聞いてくれる家族がいることはとても心強いです。キャンパスライフはここが1番楽しい！と決めるのが難しいくらい充実しています。強いて挙げるなら自習室と学生ホールです。自習室はテスト勉強でよく利用しました。前日の夜遅くまで友人と勉強したことはいい思い出です。また休み時間になると学生ホールで友人と過ごしました。ゲームやおしゃべりを楽しんでとてもリラックスできる場所です。
本学は部活動に励む学生も多く、私はゴルフ部に所属しています。西日本春季医歯薬オープン戦で団体4位、西日本医科学生総合体育大会では団体6位という成績を収めることができ、こうした大会や交流戦を通して他大学の学生との交流が増え、交友関係が広がるのが魅力です。アルバイトは趣味を兼ねてゴルフ場でキャディをしており、アルバイト代はゴルフ部の仲間とのプレイ代や友人との飲み会などの飲食に使うことが多いです。勉強は学校やカフェで済まし、帰宅後は長めのお風呂でリフレッシュするのが日課。どうしても勉強が終わらない時は自宅でレポートや復習を進めることもありますが、睡眠を大切にしているので23時までには就寝するように心がけています。
授業で印象に残っているのはPBL（Problem-Based Learning）の授業です。提示された症例に対し、グループで検討し疾患を検討します。患者さんの主訴や症状を判断材料としてさまざまな角度から疾病について考えました。医師としての仕事ぶりの一端を垣間見たような授業でした。またクリニカル・クラークシップで医療チームの一員として医療に関わった時には医師の仕事を間近で見られたことが良い経験になりました。
藤田医科大学の先生たちは教育熱心な方ばかりです。出る杭は伸ばすという指導方針のもと将来的な進路まで親身に相談に乗ってくださいます。これからも「何のためにがんばっているのか」という目的意識を忘れずに、医師としての将来を見据えて勉学に励んでいきたいです。
