藤田の皆様お元気ですか?

慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室  石川(浅井)愛子先生

石川愛子先生大学卒業後の進路を迷っていた頃、日本リハビリテーション医学会の夏期医学生リハセミナーに参加しました。それをきっかけに、私は藤田保健衛生大学のリハビリ科への入局を考えたのですが、早いものであれから何年も経ってしまいました。

ちょうど2000年に大学を卒業、藤田保健衛生大学病院で研修医となり、私はリハ医として(というより医者として)の第一歩を踏み出しました。

仕事は何もかもが初めてで、“あ〜大変!”と余裕をなくすこともしばしばでしたが、才藤教授や園田先生、馬場先生はじめ当時いらした諸先生方のもと、臨床に触れて楽しく過ごさせていただきました。

七栗サナトリウムでの研修の時期は、新しくリハビリテーションセンターができあがり、オープンへ向けて体制を作り上げていく様子や新病棟への引越しという貴重な経験をさせていただきました。

一からいろいろ教えてくださった先生方、先輩方には今でも大変感謝しています。お世話になりありがとうございました。

一身上の都合により、私はその後藤田を離れ東京に移ったのですが、ぴかぴかのあのセンターで始まったFIT program の効果がその後次々と報告されたり、リハビリテーション専門学校が大学になって大きな校舎が建ったり、その他数々の藤田のリハビリテーションの発展を耳にするたび、嬉しく思っています。

私自身も、これからも自分なりにリハビリに関わっていきたいと思っています。

藤田保健衛生大学リハビリテーション部門の今後益々の御発展をお祈りしております。

2007.4.14