医療放射線防護連絡協議会
第13回年次大会

「高橋信次記念講演とシンポジウム」

主 催:医療放射線防護連絡協議会

 平成14年度の年次大会は、医療領域の被ばくの原点に立ち返って「医療被ばくと人の放射線被ばく」をテ−マに開催します。
 人が放射線を被ばくするとどの様な影響があるかに関しての「教育講演」と、放射線利用に伴う放射線安全に関して、国民からの視点に立って理解を得るための「高橋信次記念講演」があります。また、午後からは21世紀の医療被ばくの新しい放射線防護体系に向けて、高橋信次先生に係わり合いの深いX線CT被ばくの防護をテ−マに「記念シンポジウム」を行いますので、奮ってご参加下さい。


 日 時
   平成14年12月13日(金) 午前10時−午後5時

 会 場
   国立がんセンタ−内国際研究交流会館(国際会議場)
    東京都中央区築地5-1-1 TEL:03-3543-0332
     地下鉄(日比谷線、都営浅草線)「東銀座」下車、徒歩3分

内容

総合司会         菊地  透(医療放射線防護連絡協議会総務理事)

10:00-10:10
開会挨拶         古賀 佑彦((医療放射線防護連絡協議会会長)

10:10-10:55 (講演35分、質疑等10分)
◆教育講演
   「低線量被ばくに伴う放射線影響の課題」
      講演 丹羽 太貫 (京都大学放射線生物研究センタ−、
                           ICRP Committee 1委員)
      座長 阿部 由直(弘前大学医学部・日本放射線影響学会) 

11:00-12:00 (講演45分、質疑等10分)
◆高橋信次記念講演
   「国民の視点からの放射線障害防止と医療放射線利用 」
      講演 松原 純子(原子力安全委員会委員長代理)
      座長 古賀 佑彦(医療放射線防護連絡協議会会長)

12:00-13:15 昼食

13:30-16:40
◆ 記念シンポジウム (基調講演30分、他講演15分)
 「21世紀の医療被ばくの新しい防護体系に向けて」
      座長 田中 良明(日本大学医学部)、 佐々木 武仁(東京医科歯科大学)

 13:30-16:40 シンポジウムの概要と講師紹介: 田中 良明 座長
1.基調講演:「医療被ばくの正当化と最適化を目指して」
     佐々木 武仁(東京医科歯科大学)
 13:50-14:05
2.特別発言 :「NCRPのX線CT被ばくシンポと小児CT被ばく低減への挑戦」
   「Low Dose CT:Radiology Rises to the Challenge」
     Lee F.Rogers(American Journal of Roentgenoloy)
 14:05-14:20    
3.「小児のX線CT検査の場合」: 
     藤岡 睦久(獨協医科大学) 
 14:20-14:35
4.「女性(妊娠可能)の患者さんの場合」:
     大野 和子(愛知医科大学)
 14:35-14:50      
5.「X線CT検査による医療被ばく線量を把握する場合」:
     村松 禎久(国立がんセンター中央病院)
 14:50-1505     
6.「X線CT装置の立場から」 : 
     荒舘 博((株)東芝医用システム社)

15.10-15:30 休憩

15:30-16:40
◆ 総合討論
  コメンテ−タ:
   集団検診におけるCT検査の医療被ばく:
     飯沼 武(放射線医学総合研究所)
参加者とシンポジストとの質疑応答などを行い、X線CT被ばくをとおして、21世紀における医療被ばくの防護体系を提言する。

16:40-16:45
◆ 閉会挨拶
      閉会の挨拶:菊地 透(医療放射線防護連絡協議会総務理事)

定 員:150名(先着順)

参加費:5,000円   懇親会:6,000円 (レストランアラスカ(朝日新聞社2階、築地5-3-2))

申込先:医療放射線防護連絡協議会
      113-8941 東京都文京区本駒込 2-28-45
             (社)日本アイソトープ協会内
             電話:(03)5978-6433 Fax:(03)5978-6434
             E-mail:jarpm@chive.ocn.ne.jp


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