平成10年度医療放射線管理講習会の開催

(1998.06.23)

主 催:医療放射線防護連絡協議会

後 援:厚 生 省 (許可申請中) 

 当協議会では、医療領域における放射線安全管理・放射線防護の向上を目的に、厚生省(許可申請中)の後援を得て下記のとおり講習会を開催します。
 今回は、午前中にICRP1990年勧告に伴う法令取り入れに関して、既に放射線審議会の答申を受けて、関係官庁で法令改正が進められております。特に、「医療法施行規則関係」についての状況を厚生省医薬安全局の担当官と、人の安全管理を中心にした「労働安全衛生法関係」についてを労働省労働基準局安全衛生部担当官から教育講演があります。また、午後からはパネル討論として「診療放射線従事者の安全管理」をテ−マに、診療放射線従事者の健康診断、教育訓練、被曝管理を中心に「従事者」の放射線管理について検討します。最後に「診療放射線従事者の放射線安全管理を考える」を中心に、参加者と各講演者との意見交換、質疑討論等を行います。なお、講習会参加者には受講修了証を発行しておりますので、多数ご参加して頂けますようにお待ちしております。

T.開催場所と日時

 東京会場(第17回):180名
   日 時:平成10年10月23日(金)午前10時〜午後5時
   場 所:国立がんセンタ−内国際研究交流会館
      (東京都中央区築地5−1−1)

 札幌会場(第18回):80名
   日 時:平成10年10月31日(土)午前10時〜午後5時
   場 所:北海道大学クラ−ク会館
      (札幌市北区北8条西8丁目)

 大阪会場(第19回):120名
   日 時:平成10年11月6日(金)午前10時〜午後5時
   場 所:梅田スカイビル会議室(タワ−ウエスト22階)
       (大阪市北区大淀中1−1−88−2300)

内容

 総合司会   医療放射線防護連絡協議会総務理事  菊地 透

◆開催挨拶   医療放射線防護連絡協議会会長    古賀 佑彦

◆教育講演
1)「ICRP1990年勧告に伴う医療法施行規則等の改正状況について」
       厚生省医薬安全局 担当官
2)「労働安全衛生法関係に基づく放射線安全行政について」
       労働省労働基準局安全衛生部 担当官

 パネル討論
   「診療放射線従事者の安全管理」

1)「医療従事者の健康管理とその実際」
       古賀 佑彦 (藤田保健衛生大学)

2)「医療従事者の放射線安全教育・訓練とその実際」
       菊地 透  (自治医科大学)

3)「医療従事者の被曝管理とその実際」
 ・東京会場:医療従事者の個人被曝線量測定の実態と推移
       寿藤 紀道(千代田テクノル)

 ・札幌会場:医療現場における被曝管理とその実際
       渡辺 良晴(北海道大学医学部附属病院)

 ・大阪会場:IVR医療従事者の被曝管理
       粟井 一夫(国立循環器病センタ−)

 総合討論

   「診療放射線従事者の放射線安全管理を考える」
 参加者との意見交換、日常の放射線安全管理に関して質問、相談に講師陣が答える。

参加費:5000円(講習会テキストを含む)

問合せ・申込先

    医療放射線防護連絡協議会事務局
    (社)日本アイソトープ協会内
    113-8941 東京都文京区本駒込2-28-45
      Tel.03-5395-8081, Fax.03-5395-8053
       E-mail : kamiya@sun2.jrias.or.jp


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