SUZUKI'S HOME PAGE 年度別国試問題
診療放射線技師国家試験科目別問題

放射線管理学

22回(1979.3)23回(1979.9)24回(1980.3)25回(1980.9)26回(1981.3)27回(1981.9)28回(1982.3)29回(1982.9)30回(1983.3)31回(1983.9)32回(1984.3)33回(1984.9)34回(1985.3)35回(1985.9)36回(1986.3),37回(1986.9),38回(1987.3),39回(1987.9),40回(1988.3),41回(1989.3),42回(1990.3),43回(1991.3),44回(1992.3),45回(1993.3),46回(1994.3),47回(1995.3),48回(1996.3),49回(1997.3),50回(1998.3)


 これは、完全版ではありません。誤り等ありましたら鈴木昇一まで連絡願います。可能な限り訂正します。また、これは藤田保健衛生大学としてではなく、あくまでも鈴木の責任で行っています。


22回(S.54.3,1979),最初に戻る

34回(S.60.3,1985),最初に戻る


35回(S.60.9,1985),最初に戻る

36回(S.61.3,1986),最初に戻る

37回(S.61.9,1986),最初に戻る
問題 91. 正しいのはどれか。 a. フイルムパッジは方向依存性が小さい。 b. 熱蛍光線量計は繰り返し使用が可能てある。 c. ポケット線量計は線質依存性が小さい。 d. ホールポディカウンタは体外被曝線量測定に用いられる。 1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 92. 診療放射線技師の免許について正しいのはどれか。 a. 免許は厚生大臣が与える。 b. 伝染性の疾病にかかっている者には免許が与えられない。 c. 厚生省に診療放射線技師籍を備え、免許に関する享項を登録する。 d. 免許を取り消された者は10日以内に免許証を返納しなければならない。 1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 93. 間接撮影用ェックス線装置について正しいのはどれか。 a. エックス線管容器及び照射筒は利用線錐以外のエックス線量が1mで0.1レントゲン毎時以下 b. 定格出力の管電圧が60キロポルト以上の装置での利用線錐の総ろ過はアルミニウム当量4ミりメートル以上 c. 蛍光箱から30cmの距離における照射方向の垂直面、側面におけるエックス線量は1ばく射につき0.04ミリレントゲン以下 d. 被照射体の周囲に設けた箱状のしやへい物から30cmの距離におけるエックス線量は1ばく射につき0.04ミリレントゲン以下 1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 94. エックス線診療室の構造設備について、エックス線装置の1週間当たりの廷ぺ使用時間と画壁等の外側における線量率の組合せで誤っているのはどれか。 a. 3時間未満 −−−−−−−− 4ミりレントゲン毎時以下 b. 3時間以上6時間未満 −−−− 8ミりレントゲン毎時以下 c. 6時間以上l2時問未満 −−− l6ミリレントゲン毎時以下 d. l2時間以上 −−−−−−−− 32ミリレントゲン毎時以下 1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 95. 放射線障害の防止に必要な注意事項を掲示しなければならない放射線取扱施設はどれか。 a. エックス線診療室 b. 診療用高エネルギー放射線発生装置使用室 c. 診療用放射線照射装置使用室 d. 診療用放射性同位元素使用宝 1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 96. 毎年l2月20日までに翌年の使用を予定する診療用放射性同位元素について届け出る先はどれか。 1. 通商産業大臣 2. 科学技術庁長官 3. 日本アイソトープ協会 4. 都道府県知事 5. 保健所長 問題 97. 廃棄施設の構造設備で誤っているのはどれか。 a. その外側における放射線量率が2ミリレム毎時以下になるようしやへいすることができるものとすること。 b. 排水設備の排水口における排液中の放射性同位元索の濃度を許容水中濃度の3/10以下とする能力を有するものとすること。 c. 人が常時立ち入る場所における空気中の放射性同位元素の濃度を最大許容空気中濃度以下とする能力を有するものとすること。 d. 保管廃棄設備には耐火性の構造である容器を備え、当該容器の表面に保管廃棄容器である旨を示す標識を附すること。 1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 98. 排気設備を設けることを要しない場合の単一核種使用と数量の組合せで正しいのはどれか。 a. 59Fe −−−−−−− 10マイクロキュリー以下 b. 57Co −−−−−−− 100マイクロキュリー以下 c. 99mTc −−−−−− 1ミリキュリー以下 d. 51Cr −−−−−−− 10ミリキュリー以下 e. 18F −−−−−−− 100ミリキュリー以下   1. a,b,c  2. a,b,e  3. a,d,e  4. b,c,d  5. c,d,e 問題 99. 医師の診察又は処置を受けさせなければならない条件で誤っているのはどれか。 1. しやへい物が放射性物質の取扱中に破損し、被ばくしたおそれのあるとき 2. 6月間の全身被ばく線量が3レムをこえたとき 3. 容易に除去することができない程度に皮ふが放射性物質で汚染されたとき 4. 放射性物質を飲み込んだとき 5. 皮ふの創傷部が放射性物質で汚染されたとき 問題 100. 放射線業務従事者の健康診断について誤っているのはどれか。 1.被ばく歴の有無の調査は6月以内ごとに1回 2. 白血球数及び白血球百分率の検査は6月以内ごとに1回 3. 赤血球数、血色糸量又は全血比重の検査は6月以内ごとに1回 4. 白内陣に閃する眼の検査は6月以内ごとに1回 5. 皮ふの検査は3月以内ごとに1回
38回(S.62.3,1987),最初に戻る
問題 91. フイルムバッジ取り扱い上の注意で正しいのはどれか。 a. 方向依存性が大きいのでなるべく正面から放射線が入射するように着用する。 b. 測定できる線量の下限は10mR程度である。 c. 汚染のおそれがあればバッジケースをポリエチレン袋等に入れて着用する。 d. 着用していないときはバックグラウンドの低い所に保管する。   1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 92. 法令上外部放射線の許容線量について正しい組合せはどれか。 a. 使用施設内の人が常時立入る場所 ------ 1週間につきl00ミリレム b. 管理区域の境界 ---------------------- 1週間につき30ミリレム c. 事業所の境界 ------------------------ 1週間につき10ミリレム d. 病院の病室 -------------------------- 3月間につきl30ミリレム1   1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 93. 管理区域に初めて立ち入る者に対する問診で法令に定められているのはどれか。 a. 放射線の被ばく歴の有無 b. 作業の場所、内容、期間 c. 集積線量 d. 放射線障害の有無   1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 94. 診療放射線技師として放射線業務を開始する際に行わなければならない検査項目はどれか。 a. 白血球数 b. 血小板数 c. 赤血球数 d. 皮 ふ   1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 95. 正しい組合せはどれか。 a. 気体状の放射性物質測定 ---------------- フロアモニタ b. 居住区域の空間線量率測定 -------------- 電離箱サーベイメータ c. 床面の汚染検査 ------------------------ GMサーベイメータ d. 放射性同位元素を含む廃液の濃度測定 ---- シンチレーションカウンタ e. 個人体内被ばく線量測定 ---------------- ハンドフットクロスモニタ   1. a,b,c  2. a,b,e  3. a,d,e  4. b,c,d  5. c,d,e 問題 96. 密封されていない放射性同位元素を使用する場合、法令上排気設備を設けなければならないのはどれか。 l. 90Sr 5μCi 2. 3H 5mCi 3. 125I 0.5mCi 4. 123I 0.5mCiと201Tl 0.5mCi 5. 131I 0.5mCiと125I 5μCi 問題 97. 放射性同位元素によって汚染されたものの廃棄について関係の少ない組合せはどれか。 a. 気体廃棄物 -------- チャコールフィルタ b. 液体廃棄物 -------- 希釈法 c. 固体廃棄物 -------- 保管廃棄 d. スラリー ---------- 焼却廃棄   1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 98. スミア法でなければ十分な表面汚染検査ができない核種はどれか。 1. 3H 2. 51Cr 3. 99mTc 4. 125I 5. 131I 問題 99. 非密封放射性同位元素による除染作業の一般的注意事項で正しいのはどれか。 a. 汚染状況を確認しその個所を明示する。 b. 高レペルから低レペルの順に行う。 c. 除染を要する場合はできるだけ早く行う。 d. 汚染区域の外側から中心へ向けて行う。   1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 100. 放射線障害のうち確率的影響と考えられているのはどれか。 a. 遺伝的影響 b. 不妊 c. 白内障 d. 脱毛 e. 発癌   1. a,b  2. a,e  3. b,c  4. c,d  5. d,e
39回(S.62.9,1987),最初に戻る
問題 91. 法令で定められている測定等について正しいのはどれか。 a. 個人の被ぱく線量の測定部位は、胸部又は旗腹部を原則とする。 b. 放射線の量の測定は、放射線量率又は粒子束密度について行う。 c. 汚染の状況の測定の中で排水監視設備のある場所については排水のつど行う。 d. 放射線の量の測定が著しく困難な場合計算によって算出することができる。 1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 92. 99mTc-100mCiと125I-l0mCiの放射性医薬品を使用している病院がある。さらに測定器の校正用密封線源としてl37Cs-l00μCi、60Co-98μCi、57Co-75μCiを使用したい。必要な手続きはどれか。 1. 医療法及び放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律(以下「放射線障害防止法」という。)による届出 2. 医療法のみの届出 3. 放射線障害防止法のみの届出 4. 放射線障害防止法のみの許可 5. 届出、許可を必要としない。 問題 93. 診療放射線技師免許の絶対的欠格事由はどれか。 a. 口がきけない者 b. 耳が聞こえない者 c. 法定伝染病に罹息の者 d. 診療放射線技師の業務に関して犯罪があった者 1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 94. 放射線障害防止法で定義される放射線発生装置はどれか。 a. サイクロトロン b. シンクロトロン c. 変圧器型加速装置 d. マイクロトロン 1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 95. 放射性同位元素の使用に関して医療法と放射線障害防止法で違いがあるのはどれか。 a. 排気設備を設けることを要しない数量 b. 標識 c. 放射線取扱主任者に選任できる者の資格 d. 排水に係る許容濃度 1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 96. 放射性同位元素の群別で第4群でないのはどれか。 1. 3H 2. 14C 3. 51Cr 4. 67Ga 5. 201Tl 問題 97. 医療法に基づく届出について正しい組合せはどれか。 a. エックス線装置の届出 −−−−−−−−−−−− 備えたとき30日以内 b. 診療用高エネルギー放射線発生装置の届出 −−− あらかじめ c. 診療用放射線照射装置の届出 −−−−−−−−− あらかじめ d. 診療用放射線照射器具の届出 −−−−−−−−− あらかじめ e. 診療用放射性同位元素の届出 −−−−−−−−− 備えたとき30日以内   1. a,b,c  2. a,b,e  3. a,d,e  4. b,c,d  5. c,d,e 問題 98. 個人の外部被ばく線量を測定するのに適切な線量計はどれか。 a. 熱螢光線量計 b. 化学線量計 c. ポケット線量計 d. フイルムバッチ 1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 99. 許容線量について正しいのはどれか。 a. 放射線障害防止のための緊急作業では12レムである。 b. 最大許容集積線量D(レム)=5(N-l8)の(Nは年齢)で算出する。 c.管理区域の境界では1週間につきl0ミリレムである。 d.妊娠中の女子の腹部被ぱく線量は、出産までの間1.5レム以下である。   1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 100. 診療用放射性同位元素使用室の構造設備について誤っているのはどれか。 a.診療用放射性同位元素の調剤等を行なう室とこれを用いて診療を行なう室とに区画する。 b.主要構造部等は、耐震構造又は不燃材料を用いた構造とする。 c.人が常時出入りする出入口は、2箇所とする。 d.診療用放射性同位元素使用室である旨を示す標識を附する。 1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて
40回(S.63.3,1988),最初に戻る
問題 86. 治療用エックス線装置について、法令測定頻度とその記録の保存期間の組合せで正しいのはどれか。 測定頻度       保存期間 1. 3箇月に1回以上 -------- 2年間 2. 3箇月に1回以上 -------- 5年間 3. 6箇月に1回以上 -------- 2年間 4. 6箇月に1回以上 -------- 5年間 5. 1箇年に1回以上 -------- 永 久 問題 87. 診療用放射性同位元素について、毎年12月20日までに届け出なければならない事項はどれか。 a. 病院又は診療所の名称及び所在地 b. 翌年に使用予定の診療用放射性同位元素の種類、形状及び数量 c. 診療用放射性同位元素の1日最大使用予定数量 d. 使用する医師又は歯科医師の氏名及び放射線診療に関する経歴   1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 88. 放射性同位元素等による放射線障害の防止のため、取扱等業務の開始する前に受けなければならない教育項目正しいのはどれか。 a. 放射線障害予防規定 b. 放射性同位元素等又は放射線発生装置の取扱い c. 放射線の人体に与える影響 d. 放射性同位元素使用室の構造及び設備 e. 医療法                                1. a,b,c  2. a,b,e  3. a,d,e  4. b,c,d  5. c,d,e 問題 89. 照射録の記載に必要な事項はどれか。 a. 照射を受けた者の住所、氏名、性別及び年齢 b. 照射の年月日 c. 照射の方法 d. 指示をした医師又は歯科医師の署名   1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 90. フイルムバッジについて誤っているのはとれか。 1. β線や中性子線を測定できるものがある。 2. 方向依存性や潜像退行がある 3. 最低検出線量は0.1mRである。 4. 測定結果を得るのに時間を要する。 5. 測定試料の保存性が優れている。 問題 91. 放射性同位元素により汚染されたものの廃棄について関係の少ない組合せはどれか。 1. 固 体 ---------- 不燃物ドラムかん 2. 液 体 ---------- 希釈廃棄 3. 気 体 ---------- ミリポアフィルタ 4. スラリ ---------- 貯留槽汚泥 5. 有機廃液 -------- ジオキサン 問題 92. 関係の少ない組合せはどれか。 1. フイルムバッジ ----------------------月間の個人被ばく線量 2. 電離箱サーベイメーター---------------居住区域の空間線量率の測定 3. TLD----------------------------------床のRI表面汚染密度の測定 4. ポケット線量計-----------------------放射線作業中の異常被ばくを知るための測定 5. ウェル形シンチレーションカウンタ-----RI排液の濃度測定 問題 93. 核種と法令に定められた群別の組合せで誤っているのはどれか。 a. 90Sr ---------- 第1群 b. 125I ---------- 第2群 c. 59Fe ---------- 第2群 d. 51Cr ---------- 第3群 e. 14C  ---------- 第4群   1. a,b  2. a,e  3. b,c  4. c,d  5. d,e 問題 94. 購入時14mCiあった137Cs密封線源は、15年経過するとおよそ何mCiになるか。 1. 6 mCi 2. 7 mCi 3. 8 mCi 4. 9 mCi 5. 10 mCi 問題 95. 核種と決定臓器について誤っている組合せはどれか。 1. 3H  ------------ 消化管 2. 32P ------------- 骨 3. 59Fe ------------ 骨髄 4. 125I ------------ 甲状腺 5. 201Tl ----------- 腎臓
41回(H.1.3,1989),最初に戻る
問題 86. 診療放射線技師法で正しいのはどれか。 a. 伝染性の疾病にかかっている者には免許を与えないことがある。 b. 診療放射線技師は,病院又は診療所内において,医師又は歯科医師の指示なしに放射線を人体に対して照射することができる。 c. 免許を取り消された者は30日以内にこ免許証を返納しなければならない。 d. 診療放射線技師になろうとする者は診療放射線技師試験に合格し,厚生大臣の免許を受ける。 e. 診療放射線技師は、放射線を人体に照射したときは、遅滞なく照射録を作成する。 1. a,b,c  2. a,b,e  3. a,d,e  4. b,c,d  5. c,d,e 問題 87. 個人被ばく線量の測定等について誤っているのはどれか。 1. 検出器として、熱螢光線量計、ポケット線量計、フイルムバッジ等が使用される。 2. 胸部又は腹部のほか大量被ぱくするおそれのある部位に着用する。 3. 検出器は、高感度のものがよい。 4. 検出器は、方向依存性および線質依存性の大きいものがよい。 5. 随時又は長期の測定が可能で、フェーディング、潜像退行の少ない検出器がよい。 問題 88. 電離放射線障害防止規則に基づく健康診断について正しいのはどれか。 a. 被ぱく歴の有無の調査が必要である。 b. 健康診断の記録は,保存しなけれぱならない。 c. 管理区域に立ち入るものは、雇入れ後又は当該業務に配置替え後、1遇間以内に健康診断を行う。 d. 白血球数及び白血球百分率の検査は、3月以内ごとにこ1回行う。 e. 皮膚の検査は,医師の判断により省略できる。 1. a,b  2. a,e  3. b,c  4. c,d  5. d,e 問題 89. 危険時の措置について正しいのはどれか。 a. 地震、火災が起こったことにより,放射線障害のおそれのある場合、直ちにこその旨を管轄する保健所、警察署、消防署等に連絡する。 b. 緊急作業を行うとき、被ばく時間を短くするため、しゃへい具、かん子等を用いないで速やかにこ行う。 c. 放射線障害を受けた者又はそのおそれのある者がいる場合には、速やかに救出し、避難させる。 d. 余裕があれぱ,放射性同位元素等は安全な場所に移し、周囲には、なわを張り、漂識等を設け,見張人をつける。 1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 90. 病院又は診療所の菅理者が行う届出の日程で#っているのはどれか。 a. 診療用放射線照射器具を備えたときは、30日以内に、届け出なければならない。 b. 診療用高エネルギー放射線発生装置を備えようとするときは、あらかしめ届け出なければならない。 c. 定格出力の管電圧がl0キロボルト以上の診療用エックス線装置を備えたときは、l0日以内に、届け出なければならない。 d. 診療用放射性同位元素を備えようとするときは、あらかしめ、届け出なければならない。 e. 診療用放射線照射装置を備えなくなったときは、30日以内に、届け出なけれぱならない。 1. a,b  2. a,e  3. b,c  4. c,d  5. d,e 問題 91. 診療用放射性同位元素使用室の出入口附近に必要なのはどれか。 a. 放射線測定器 b. 洗浄設備 c. 喫煙,化粧設備 d. 放射性同位元素の運搬容器 e. 放射性同位元素による汚染の除去に必要な器材 1. a,b,c  2. a,b,e  3. a,d,e  4. b,c,d  5. c,d,e 問題 92. 放射線障害の防止に必要な注意事項を掲示しなけれぱならない放射線取扱施設はどれか。 a. エックス線診療室 b. 放射線治療病室 c. 診療用放射性同位元素使用室 d. 診療用高ェネルギー放射線発生装置使用室 1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 93. 診療用放射線照射装置はどれか。 a. ベータトロン治療装置 b. マイクロトロン c. リニアック治療装置 d. コバルト60遠隔治療装置 1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 94. 放射線量率測定と放射性同位元素による汚染の状況の測定がともに必要な場所はどれか。 a. 診療用放射性同位元素使用室 b. 診療用放射線器具使用室 c. 貯蔵施設 d. 排気設備の排気口 e. 管理区域の境界 1. a,b  2. a,e  3. b,c  4. c,d  5. d,e 問題 95. 放射性同位元素により汚染されたものの廃棄について関係の少ない組合せはどれか。 a. 気体 −−−−− チャコールフィルタ b. 個体 −−−−− 不燃物ドラム缶 c. 動物 −−−−− 凍結乾燥器 d. 液体 −−−−− アプソリュートフィルタ 1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて
42回(H.2.3,1990),最初に戻る
問題 86. 5mCiは何Bqか。 1. 185mBq 2. 135kBq 3. 185kBq 4. 135MBq 5. 185MBq 問題 87. 2.5remは何Svか。 1. 5mSv 2. 25mSv 3. 250mSv 4. 500mSv 5. 2.5Sv 問題 88. 正しい組み合わせはどれか。 a. 管理区域内の空間線量率測定-------------エリアモニタ b. 放射線作業ごとの被曝の測定-------------フィルムバッチ c. 放射線業務従事者の月間の個人被曝測定---ポケット線量計 d. 机表面の99mTcによる汚染の検出----------GMカウンタ e. 床表面の3Hによる汚染の検出-------------液体シンチレーションカウンタ   1. a,b,c  2. a,b,e  3. a,d,e  4. b,c,d  5. c,d,e 問題 89. 新設、変更に際し、定められた事項を都道府県知事に届けることが法令により決められている機器に該当する装置などの組み合わせで正しいのはどれか。 a. エックス線装置--------------------------エックス線CT b. 診療用高エネルギー放射線発生装置--------リニアック c. 診療用放射線照射装置--------------------PET d. 診療用放射線照射器具--------------------骨塩定量分析装置 e. 放射線同位元素装備診療機器--------------コバルト60遠隔治療装置   1. a,b  2. a,e  3. b,c  4. c,d  5. d,e 問題 90. 毎年12月20日までに翌年の使用を予定する診療用放射性同位元素について届け出る先はどれか。 1.通商産業大臣 2. 科学技術庁長官 3. 日本アイソトープ協会 4. 都道府県知事 5. 保健所長 問題 91. 診療用放射性同位元素貯蔵施設の構造設備の基準で正しいのはどれか。 a. 貯蔵室はその主要構造部等を耐火構造とする。 b. 人が常時出入りするのは2箇所とする。 c. 外側における1cm線量当量が1週間につき1mSv以下に遮蔽する。 d. 貯蔵施設である旨を示す標識を付する。   1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 92. 構造設備の基準として「画壁等の外側における1cm線量当量が1週間につき1mSv以下になるよう遮蔽すること」が適用されるのはどれか。 a. エックス線診療室 b. 診療用放射性同位元素使用室 c. 廃棄施設 d. 放射線治療病室   1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 93. 管理区域の設定に係る外部放射線の1cm線量当量は1週間につき何マイクロシーベルトか。 1. 10 2. 13 3. 30 4. 130 5. 300 問題 94,診療用放射線照射器具および診療用放射性同位元素を例外的に使用することが許されるのはどれか。 a. 手術室において一時的に使用する場合 b. 適切な防護措置を講じた上でICUで使用する場合 c. 適切な防護措置を講じた上でCCUで使用する場合 d. 適切な防護措置を講じた上で一般病棟で使用する場合 e. 移動可能な患者に対して放射線治療病室で使用する場合   1. a,b,c  2. a,b,e  3. a,d,e  4. b,c,d  5. c,d,e 問題 95,放射線診療従事者等の内部被曝の測定法はどれか。 a. 体外計測法 b. バイオアッセイ法 c. ラジオイムノアッセイ法 d. 体内計測法   1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて
43回(H.3.3,1991),最初に戻る
問題 86. 診療放射線技師法について正しいのはどれか。 a. 診療放射線技師でなければ、診療放射線技師という名称又はこれに紛らわしい名称を用いてはならない。 b. 診療放射線技師は、医師又は歯科医師の具体的な指示を受けることなく放射線を人体に対して照射することができる。 c. 診療放射線技師になろうとする者は診療放射線技師試験に合格し、厚生大臣の免許を受けなければならない。 d. 診療放射線技師の業務に関する犯罪又は不正の行為があった者には免許を与えないことがある。   1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 87. 放射性同位元素による汚染の状況を測定しなければならない場所はどれか。 a. 排水監視設備のある場所 b. 病院又は診療所内の人が居住する区域 c. 病院又は診療所の敷地の境界 d. 排気監視設備の画壁 e. 排気設備の排気口   1. a,b  2. a,e  3. b,c  4. c,d  5. d,e 問題 88. 「  」に入る語句で正しいのはどれか。放射線診療従事者等に係る実効線量当量限度は「イ」を始期とする1年間につき「ロ」ミリシーベルトである。 イ        ロ 1. 1月1日       20 2. 1月1日       50 3. 4月1日       20 4. 4月1日       50 5. 4月1日      100 問題 89. 適切な防護措置と汚染防止措置とが講じられた集中強化治療室または心疾患強化治療室において、一時的に使用できる診療用放射性同位元素はどれか。 a. 131I b. 67Ga c. 99mTc d. 123I e. 201Tl   1. a,b,c  2. a,b,e  3. a,d,e  4. b,c,d  5. c,d,e 問題 90. 診療用放射性同位元素使用室の構造設備の基準について誤っているのはどれか。 1.準備室と診療を行う室とに区画する。 2. 画壁等はその外側における1cm線量当量が1カ月間につき1mSv以下になるように遮蔽する。 3. 人が常時出入する出入口は1カ所とする。 4. 出入口の付近に放射線測定器、洗浄設備並びに更衣設備を設ける。 5. 診療用放射性同位元素使用室である旨を示す標識を付する。 問題 91. 放射線診療施設のしゃへい基準で誤っている組み合わせはどれか。ただし、いずれも1センチメートル線量当量とする。 a. 使用室の画壁の外側-------------1週間につき300μSv以下 b. 管理区域の境界-----------------1週間につき1mSv以下 c. 病院又は診療所の敷地の境界-----3カ月につき250μSv以下 d. 一般病室-----------------------3カ月につき1.3mSv以下   1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 92. 定格出力の管電圧が10キロボルト以上の診療用エックス線装置の使用について誤っているのはどれか。 a. 操作室をエックス線診療室とは別に作って使用した b. 使用不能となった心電計を、他に場所がないのでエックス線診療室に保管した c. 2台のエックス線装置を一つの部屋に設置し、2人の患者の撮影を同時に行った d. 移動型エックス線装置を用いて一般病室で撮影した e. リニアック治療病室内に移動型エックス線装置を運び、治療部位を確認するため撮影した 問題 94. 通常、我が国で受ける自然放射線の年間線量当量はどのレベルか。 1. 10μSv 2. 50μSv 3. 100μSv 4. 1mSv 5. 10mSv 問題 95. 非密封放射性同位元素による除染作業の一般的注意事項について正しいのはどれか。 a. 汚染状況を確認しその箇所を明示する b. 高レベルから低レベルの順に行う c. 除染を要する場合はできるだけ早く行う d. 汚染区域の外側から中心へ向けて行う   1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて
44回(H.4.3,1992),最初に戻る
問題 86. 診療放射線技師の免許について正しいのはどれか。 a. 免許は厚生大臣が与える。 b. 伝染性の疾病にかかっている者には免許が与えられない。 c. 厚生省に新療法車線技師籍を備え、免許に関する事項を登録する。 d. 免許を取り消された者はl0日以内に免許証を返納しなければならない。 1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 87. 診療用放射性同位元素の使用に当たって洗浄設備を設ける必要のある場所はどれか。 1. 貯蔵室 2. 放射線治療病室 3. 準備室 4. 排水施設 5. 廃棄施設 問題 88. 管理区域に係る外部放射線のlセンチメートル線量当量はいくらか。 1. l mSv / 週 2. l mSv / 月 3. 500 μSv / 週 4. 300 μSv / 週 5. 300 μSv / 月 問題 89. 適切な防護措置と汚染防止とが講じられた集中強化治療室等で、 一時的に使用できる診療用放射線照射器具の使用核種はどれか。 a. 125I b. 192Ir c. 201Tl d. 67Ga e. 198Au 1. a,b,c  2. a,b,e  3. a,d,e  4. b,c,d  5. c,d,e 問題 90. 診療用放射性同位前祖を 一時的に使用する集中強化治療室等に備える必要のある器材はどれか。 a. フイルムバッジ b. GMサーベイメータ c. スミア試験用ろ祇 d. 校体シンチレーションカウンタ e. ウエル形シンチレーションカウンタ 1. a,b  2. a,e  3. b,c  4. c,d  5. d,e 問題 91. 放射性廃棄物について正しいのはどれか。 a. プラスチックバイアルは可燃物として処理する。 b. チャコールフィルタは分解し一般廃棄物として処理する。 c. 多量の場合は貯蔵室に一時保菅する。 d. 記帳、記録はl年ごとに閉鎖し閉鎖後5年間保存する。 e. 管理区域から持ち出すときは線量当量の測定を行う。 1. a,b  2. a,e  3. b,c  4. c,d  5. d,e 問題 92. 正しいのはどれか。 a. GMサーベイメータで空間線量当量測定を行う。 b. ウエル形シンチレーションカウンタで廃液中の125Iの測定を行う。 c. フイルムバッジで外部披曝による個人線量当量測定を行う。 d. 熱蛍光線量計で管理区域内サーベイを行う。 e. ポケット線量計で室内の汚染検査を行う。 1. a,b,c  2. a,b,e  3. a,d,e  4. b,c,d  5. c,d,e 問題 93. シンチグラム検査についてrっているのはとれか。 a. 放射性医薬品を詰めた注射器にシリンジシールドをつけた。 b. 検査開始後は防護ついたて越しに患者を観察した。 c. 検査終了後の患者に検査室内トイレを使わせた。 d. 使用後の針にプラスチックキャップをして可燃物容器に捨てた。 1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a〜dのすべて 問題 94. in vivo検査実施について誤っているのはどれか。 1. 実地前にサーベイメータでテーブルの汚染をチェックした。 2. テーブル上にビニールろ紙のビニール面を上にして敷いた。 3. ピペット操作は手袋をはめて行った。 4. 使用後の試験管内廃液はポリエチレン容器に入れ保管廃棄した。 5. 試験管を洗浄した二次廃液を排水設備に流した。 問題 95. 閾値のある放射線障害はどれか。 a. 遺伝的影響 b. 不妊 c. 白内症 d. 皮膚炎 e. 発癌 1. a,b,c  2. a,b,e  3. a,d,e  4. b,c,d  5. c,d,e
45回(H.5.3,1993),最初に戻る
問題 86. 正しいのはどれか。 a. フイルムバッジは線質依存性が少ない。 b. ホールボディカウンタは全身微弱放射能計測装置である。 c. ポケット線量計はクーロン斥力の原理を用いている。 d. TLDの蛍光素子にはLiF、CaSO4などが用いられる。 e. 電離箱式サーベイメータは表面汚染の測定に用いられる。 1. a,b,c  2. a,b,e  3. a,d,e  4. b,c,d  5. c,d,e 問題 87. 購入時111 MBqあった201T1は111 時問経過すると約何MBqになる か。 1. 10 2. 28 3. 40 4. 56 5. 80 問題 88. 診療放射線技師法について正しいのはどれか a. 試験は厚生大臣が行う。 b. 免許証は都道府県知事が交付する。 c. 免許を取り消された者は30日以内に免許証を返納しなければならない。 d. 免許証の再交付は受けられない。 e. 診療放射線技師とは医師又は歯科医師の指示の下に放射線を人体に照射することを業とする者をいう。 1. a,b  2. a,e  3. b,c  4. c,d  5. d,e 問題 89. 設置に当たってあらかじめ都道府県知事に届出を必要としないのはどれか。 1. 定格出力の管電圧が10キロボルト以下の診療用エックス線装置 2. 1メガ電子ボルト以上のエネルギーを有する診療用高エネルギー放射線発生装置 3. 3.7ギガベクレルを超える診療用放射線照射装置 4. 3.7ギガベクレル以下で3.7メガベクレルを超える診療用放射線照射器具 5. 3.7メガベクレルを超える放射性同位元素装備診療機器 問題 90. ( )に入る語句の組合せで正しいのはどれか。 病院又は診療所の敷地の境界における線量当量限度は1センチメートル線量当量が(イ)につき(ロ)μSv以下である。   イ     ロ 1. 1週間 100 2. 1週間 300 3. 1月間 100 4. 1月間 300 5. 3月間 250 問題 91. 診療用放射線照射器具の安全管理に関して記帳しなければならないのはどれか。 a. 入手、使用又は廃棄の年月日 b. 放射性同位元素の種類 c. 使用した者の氏名、廃棄の方法及び場所 d. 放射性同位元素を納入した者の氏名 e. 使用した患者の疾患名 問題 92. 診療用放射性同位元素を貯蔵する施設について法規上規定されていないのはどれか。 1. 貯蔵施設の外側における1センチメートル線量当量が1mSv/週以下である。 2. 人が常時出入りする出入口は1箇所とする。 3. 洗浄設備を設ける。 4. 貯蔵室の主要構造部を耐火構造とする。 5. 貯蔵箱等は耐火性の構造とする。 問題 93. 主要構造部等を耐火構造または不燃材料を用いた構造にしなければならない施設はどれか。 a. 診療用高エネルギー放射線発生装置使用室 b. 診療用放射性同位元素使用室 c. 診療用放射線照射装置使用室 d. エックス線診療室放射線治療病室 1. a,b  2. a,e  3. b,c  4. c,d  5. d,e 問題 94. 放射線診療従事者等の内部被曝の測定法はどれか。 a. 体外計測法 b. 体内計測法 c. スミア法 d. ラジオイムノアッセイ法 e. バイオアッセイ法 1. a,b  2. a,e  3. b,c  4. c,d  5. d,e 問題 95. 診療用放射性同位元素の取り扱いについて誤っているのはどれか。 1. 管理区域に立ち入る際に専用の作業衣および履物を着用した。 2. 検査時に患者と放射線診療従事者との間に鉛入り防護ついたてを置いた。 3. 体外測定室で注射部位の下にビニールろ紙を敷いて静脈注射をした。 4. 処置室で放射性医薬品の標識と注射器への分注とを行った。 5. 放射性医薬品注射後のシリンジと注射針とを別々に分けて保管廃棄した。
46回(H.6.3,1994),最初に戻る
問題 86. 診療放射線技師法で規定されているのはどれか。 a. 業務上知り得た人の秘密を守る。 b. 他の医療関係者との緊密な連携を図る。 c. 患者から治療および検査の質問をされた場合には十分な説明を行う。 d. 超音波装置を取り扱うことはできない。 e. 緊急の場合は医師の指示がなくても人体に放射線を照射できる。   1. a,b  2. a,e  3. b,c  4. c,d  5. d,e 問題 87. 放射線障害防止に関する注意事項の掲示が義務付けられているのはどれか。 a. 診療用放射性同意元素管理室 b. 診療用放射性同位元素使用室 c. エックス線診療室 d. 透視診断用患者待合室 e. 診療用放射性同位元素検査待合室   1. a,b  2. a,e  3. b,c  4. c,d  5. d,e 問題 88. ( )に人る数字の組合せで正しいのはどれか。  病院又は診療所の管理者は、放射線障害が発生するおそれのある場所において診療を開始する前に(イ)回及び診療を開始した後にあっては(ロ)月を超えない期問ごとに1回、放射線の量及び放射性同位元素による汚染の状況を測定し、その結果に関する記録を(ハ)年間保存しなければならない。     イ ロ   ハ 1. 3 1 3 2. 1 3 3 3. 1 2 5 4. 1 1 5 5. 3 6 5 問題 89. 診療放射線技師を雇い人れる際に特に義務付けられているのはどれか。 a. 皮膚の診察 b. 末梢血白血球数検杏 c. 末梢血赤血球数検杏 d. 胸部エックス線撮影 e. 上部消化管造影   1. a,b  2. a,e  3. b,c  4. c,d  5. d,e 問題 90. 誤っているのはどれか。 1. 我が国の人口被曝のうちでは医療被曝が最も大きい。 2. 妊娠可能の女性では、できる限り生殖器への照射を避ける。 3. 放射線診療従事者の健康診断記録は保存しなければならない。 4. 管理区域の境界における外部放射線の1cm線量当量は1週間につき300μSv以下にする。 5. 我が国で人体が受ける自然放射線は1年間で約5mSvである。 問題 91. 病院、診療所の管理者が行う届出時期について誤っているのはどれか。 1. 放射線治療に用いるリニアック      :設置前 2. 胸部撮影に用いる診療用エックス線装置  :設置後10日以内 3. 密封小線源治療に用いる137Cs      :設置前 4. 翌年使用予定の201Tl量         :毎年12月20日まで 5. 乳房撮影用エックス線装置        :設置前 問題 92. 放射線被曝を軽減するのはどれか。 a. 低い管電圧を用いる。 b. 照射野を絞る。 c. 高感度増感紙を用いる。 d. 近接撮影を避ける。 e. 高格子グリッドを用いる。   1. a,b,c  2. a,b,e  3. a,d,e  4. b,c,d  5. c,d,e 問題 93. 照射録の記載事項で必要のないのはどれか。 1. 照射年月日 2. 照射を受けた者の氏名 3. 照射を受けた者の病名 4. 照射方法 5. 指示した医師又は歯科医師の氏名 問題 94. 放射線診療従事者の外部被曝線量を測定する線量計はどれか。 a. ポケット線量計 b. TLD c. ガスフローカウンタ d. キュリーメータ e. フィルムバッジ   1. a,b,c  2. a,b,e  3. a,d,e  4. b,c,d  5. c,d,e 問題 95. 診療用放射性同位元素使用室の構造設備の基準について誤っているのはどれか。 1. 準備室と診療を行う部屋とに区画する。 2. 画壁等はその外側における1cm線量当量が1ヶ月につき1mSv以下になるようにしゃへいする。 3. 人が常時出入りする出口は1ヶ所とする。 4. 出入り口付近に放射線測定器、洗浄設備並びに更衣設備を設ける。 5. 診療用放射性同位元素使用室である旨を示す標識を付する。
47回(H.7.3,1995),最初に戻る
問題 86. 診療放射線技師として業務できるのはいつからか。 1. 国家試験に合格したとき 2. 合格証書を受領したとき 3. 免許登録税を完納したとき 4. 技師籍に登録されたとき 5. 施設の長に免許証を提示したとき 問題 87. 病院又は診療所の管理者が設置後10日以内に所在地の都道府県知事に届けなければならないものはどれか。 1. 診療放射線照射器具 2. 定格出力の10kV以上の診療用エックス線装置 3. 診療用高エネルギー放射線発生装置 4. 診療用放射性同位元素使用室 5. 放射性同位元素装備診療機器 問題 88. ( )に入る語句の組合せで正しいのはどれか。  病院又は診療所の管理区域に係る外部放射線の線量等量限度は1cm線量等量が(イ)につき(ロ)μSv以下とする。   イ     ロ 1. 3月間    3 2. 3月間    30 3. 1月間    250 4. 1週間    1 5. 1週間    300 問題 89. 適切な防護措置と汚染防止とが講じられた心疾患強化治療室(CCU)において一時的に使用できる診療用放射性同位元素はどれか。 a. 201Tl b. 123I c. 99mTc d. 67Ga e. 51Cr   1. a,b,c  2. a,b,e  3. a,d,e  4. b,c,d  5. c,d,e 問題 90. 購入時74MBqあった67Gaは72時間後に何Bqになるか。 1. 10 MBq 2. 25 MBq 3. 40 MBq 4. 55 MBq 5. 70 MBq 問題 91. スミア法でなければ十分な表面の汚染検査ができないのはどれか。 1. 14C 2. 18F 3. 99mTc 4. 111In 5. 201Tl 問題 92. 非密封放射性同位元素による汚染作業の一般的注意事項について誤っているのはどれか。 a. 汚染状況を確認しその箇所を明示する。 b. 除染を要する場合はできるだけ早く行う。 c. 汚染区域の外側から中心に向けて行う。 d. 高レベルから低レベルの順に行う。 e. 汚染物質をそのまま焼却廃棄する。   1. a,b  2. a,e  3. b,c  4. c,d  5. d,e 問題 93. 放射線被曝について正しいのはどれか。 1. 放射線被曝による悪性腫瘍の発生には、しきい値が定められている。 2. 胃潰瘍患者の線量等量限度は年間50mSvである。 3. エックス線検査時の生殖線防護は年齢を問わず実施する。 4. 撮影に用いるエックス線束はフィルムの大きさ以内にする。 5. 妊娠中の診療放射線従事者の腹部の組織線量等量限度は、診断されてから出産まで50mSvである。 問題 94. フィルムバッジについて誤っているものはどれか。 1. γ線を測ることができる。 2. 線量・黒化度曲線を利用している。 3. 線室を求めることができる。 4. 測定できる線量の下限は1μSvである。 5. 着用していないときはバックグラウンドの低い所に保管する。 問題 95. 誤っている組合せはどれか。 a. 比例計数管------------------------月間の個人被曝線量測定 b. 電離箱サーベイメータ--------------居住区域の空間線量率測定 c. ウエル形シンチレーションカウンタ--RI廃液の濃度測定 d. ポケット線量計--------------------放射線作業中の異常被曝測定 e. TLD-------------------------------床の表面汚染密度測定   1. a,b  2. a,e  3. b,c  4. c,d  5. d,e
48回(H.8.3,1996),最初に戻る
問題 86. 診療放射線技師法について正しいのはどれか。 1. 業務上の不正行為は免許取得の絶対的欠格事由である。 2. 免許証の交付および再交付は厚生大臣が行う。 3. 免許証は直接厚生大臣に申請する。 4. 免許の取消しをされた場合は免許証を30日以内に厚生大臣へ返納する。 5. 業務上知り得た人の秘密を漏らした場合の罰則は規定されていない。 問題 87. 設置にあったって管理者があらかじめ都道府県知事に届け出なければ ならないのはどれか。 1. 深部治療用エックス線装置 2. 乳房撮影用エックス線装置 3. 診断用エックス線CT装置 4. 診療用高エネルギー放射線発生装置 5. 診療用MRI装置 問題 88. 診療放射線技師法で放射線の定義に含まれていないのはどれか。 1. アルファ線 2. ベータ線 3. ガンマ線 4. 中性子線 5. 100万電子ボルト以上のエネルギーを有する電子線 問題 89. 核種と放射線障害防止法に定められた群別との組合せで誤っているのは どれか。 1. 90Sr --- 第1群 2. 125I --- 第2群 3. 14C --- 第2群 4. 123I --- 第3群 5. 201Tl --- 第4群 問題 90. 診療用放射性同位元素使用室の構造設備の基準について誤っているのは どれか。 a. 主要構造物等は耐火構造又は不燃材料を用いた構造とすること b. 人が常時出入する出口は1箇所とすること c. 準備室は診療を行う室と区画し洗浄設備を設けること d. 画壁の外側における放射線量は1週間につき50mSv以下であること e. 放射性同位元素の使用中はその旨を示す表示灯をつけること 1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e 問題 91. 放射線管理について誤っているのはどれか。 1. 診療用エックス線装置の管電圧は10kV以下である。 2. 医療施設におけるエックス線装置の防護は医療法施行規則に規定されている。 3. 長時間経過した放射性廃棄物は一般医療用廃棄物として処理できる。 4. 放射線診療従事者は従事前に健康診断を受けなければならない。 5. 放射線治療病室には放射線障害の防止に必要な注意事項を掲示する。 問題 92. 診療用放射線照射器具が一時的に使用できる場所はどこか。 a. 手術室 b. 集中強化治療室(ICU) c. 心疾患強化治療室(CCU) d. 一般病室 e. 超音波検査室 1. a,b,c 2. a,b,e 3. a,d,e 4. b,c,d 5. c,d,e 問題 93. 放射線の遮へいについて誤っているのはどれか。 1. β線の遮へいには制動放射を考慮する。 2. 中性子線の遮へい材料には高原子番号の材質を使用する。 3. γ線の遮へい材料にはコンクリートを使用する。 4. α線の遮へい材料には厚紙を使用する。 5. エックス線の遮へい材料には鉛を使用する。 問題 94. 正しい組合せはどれか。 a. ポケット線量計 --- 月間の個人被曝線量の測定 b. 熱ルミネセンス線量計 --- 患者の被曝線量の測定 c. ヒューマンカウンタ --- 体内被曝線量の測定 d. キュリーメータ --- 床の表面汚染密度の測定 e. ガスフロー型比例計数管 --- γ線の測定 1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e 問題 95. フィルムバッジについて誤っているのはどれか。 1. 毎日の個人被曝線量を知ることができる。 2. 方向依存性がある。 3. γ線を測ることができる。 4. 測定結果を得るのに時間を要する。 5. 測定試料の保存性が優れている。
49回(H.9.3,1997),最初に戻る
問題 86. 診療放射線技師法で照射録に記載する必要がない項目はどれか。 1. 照射を受けた者の住所 2. 照射を受けた者の氏名 3. 照射を受けた者の年齢 4. 照射方法(具体的かつ詳細に) 5. 医師または歯科医師の氏名 問題 87. 診療放射線技師法で誤っているのはどれか。 1. 業務上知り得た人の秘密を守る。 2. 患者からの治療および検査の質問に対応する。 3. 超音波装置を取り扱う。 4. 磁気共鳴装置を取り扱う。 5. 緊急の場合には医師の指示がなくても人体に放射線を照射できる。 問題 88. 輸血用血液照射エックス線装置について誤っているのはどれか。 1. 医療法に診断用エックス線装置として規定されている。 2. 装置の設置については都道府県への届出が必要である。 3. 装置を取り扱う診療放射線技師は氏名を都道府県へ届け出る必要がある。 4. 装置の取り扱いは放射線診療従事者が行う。 5. 使用室は医療法で規定する構造設備基準を満たす必要がある。 問題 89. 構造設備と線量当量との組合せで誤っているのはどれか。 1. 人が通行するエックス線診療室画壁の外側 --- 1 mSv/1週間 2. 病室 --- 1.3 mSv/1月間 3. 事業所内の居住区域の境界 --- 250 μSv/3月間 4. 事業所の敷地の境界 --- 250 μSv/3月間 5. 管理区域 --- 300 μSv/1週間 問題 90. 正しいのはどれか。 a. 我が国では1年間に受ける自然放射線の総量はおおよそ5 mGyである。 b. 線量当量限度以下の放射線被爆では突然変異発生率は増加しない。 c. 放射線被爆での奇形発生で最も危険なのは胎児の器管形成時期である。 d. 131Iを3.7GBq服用した患者は放射線治療病室に収容しなければならない。 e. 妊娠可能な女性は月経開始前の10日以内にエックス線検査を行う。 1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e 問題 91. 線量当量限度の組合せで正しいのはどれか。 a. 緊急作業(男子) ------------------- 100 mSv/6月間 b. 水晶体 --------------------------- 150 mSv/1年間 c. 水晶体以外の眼の組織 ------------- 500 mSv/1年間 d. 妊娠と診断されて出産までの期間 --- 10 mSv e. 妊娠可能な女子の腹部 ------------- 13mSv/6月間 1. a,b,c 2. a,b,e 3. a,d,e 4. b,c,d 5. c,d,e 問題 92. 表面汚染測定について誤っているのはどれか。 a. アルファ線を放出する核種の汚染密度限界は4 Bq/cm^2である。 b. ベータ線を放出する核種の汚染密度限界は40 Bq/cm^2である。 c. ガンマ線を放出する核種の汚染密度限界は60 Bq/cm^2である。 d. 拭き取り汚染面積を10cm^2とする。 e. ろ紙の直径は2.5cmである。 1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e 問題 93. 24時間前に3.7GBqの99mTcを得たジェネレータ(99Mo→99mTc)からどの位の99mTcが得られるか。 1. 3 GBq 2. 2 GBq 3. 1 GBq 4. 0.5 GBq 5. 0.25 GBq 問題 94. 核種と放射線障害防止法に規定された群別との組合せで誤っているのはどれか。 a. 90Sr ---- 第1群 b. 125I --- 第2群 c. 59Fe --- 第2群 d. 51Cr --- 第3群 e. 14C ---- 第4群 1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e 問題 95. 放射線測定の組合せで誤っているのはどれか。 1. 3H ------------ 液体シンチレーションカウンタ 2. 14C ----------- Si(Li)検出器 3. 241Am --------- Si表面障壁形半導体検出器 4. エックス線 ---- フイルムバッジ 5. 中性子 -------- 2πガスフロー計数管
50回(H.10.3,1998),最初に戻る
問題 86. 線量制限について誤っている組合せはどれか。 1. 線量限度 ――― 患者の医療被爆への適用 2. 行為の正当化 ――― 医学的価値判断 3. 検査法法 ――― リスクの小さい検査 4. 防護方法の最適化 ――― 経済的および社会的要因 5. 投与する放射能量の決定 ――― 正しい診断情報 問題 87. 診療放射線技師法について正しいのはどれか。 a. 緊急の場合、医師の指示を待たずエックス線撮影を行う。 b. 適正な医療のために正確な画像診断を行う。 c. 健康診断のためエックス線撮影を医師の立会いで行う。 d. 患者情報についての守秘義務がある。 e. 検査に必要な造影剤が静注できる。 1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e 問題 88. 照射録に記載する必要があるのはどれか。 a. 照射の年月日 b. 照射の方法 c. 照射装置の形式 d. 照射を受けた者の病名 e. 照射を指示した医師名   1. a,b,c 2. a,b,e 3. a,d,e 4. b,c,d 5. c,d,e 問題 89. 汚染の状況を1か月に1回測定しなければならない場所はどれか。 1. エックス線診療室 2. 診療用放射線照射装置使用室 3. 放射性同位元素装備診療機器使用室 4. 診療用放射性同位元素使用室 5. 診療用放射性同位元素使用施設の排水口 問題 90. 診療用放射性同位元素使用施設について誤っているのはどれか。 1. 主要構造部は耐火構造または不燃材料を用いた構造とする。 2. 人が常時出入りする出入り口は1箇所としる。 3. 人が常時出入りする出入り口はインターロックが必要である。 4. 内部の壁や床の表面を平滑に仕上げる。 5. 内部の壁や床の表面を腐食しにくい材料で仕上げる。 問題 91. 線量当量限度について正しい組合せはどれか。 a. 放射線診療従事者 ――― 50 mSv/1年間 b. 女子の腹部 ――― 13 mSv/1年間 c. 緊急作業(女子を除く) ――― 10 mSv/1年間 d. 眼の水晶体 ――― 150 mSv/1年間 e. 眼の水晶体以外の組織 ――― 500 mSv/1年間   1. a,b,c 2. a,b,e 3. a,d,e 4. b,c,d 5. c,d,e 問題 92. 管理区域の設定に係る外部放射線の1cm線量当量限度は1週につき何μSvか。 1. 10 2. 13 3. 30 4. 130 5. 300 問題 93. フイルムバッジについて誤っているのはどれか。 1. 線質依存性が大きい。 2. 内部被爆線量を測定できる。 3. 測定できる下限は0.1 mSv である。 4. 妊娠可能な女子従事者は腹部に着用する。 5. 1か月間の個人被爆線量を測定できる。 問題 94. 緊急作業時における個人被爆の管理に最適なのはどれか。 1. ポケット線量計 2. フイルムバッジ 3. ハンドフットクロスモニタ 4. 熱ルミネセンス線量計 5. ヒューマンカウンタ 問題 95. 遅滞なく健康診断を実施しなければならないのはどれか。 a. 放射性同位元素を誤って飲みこんだとき b. 放射性同位元素を誤って吸いこんだとき c. 放射性同位元素が手指に付着したとき d. 放射性同位元素が衣服に付着したとき e. 放射性同位元素が皮膚の創傷面に付着したとき   1. a,b,c 2. a,b,e 3. a,d,e 4. b,c,d 5. c,d,e
最初に戻る
RETURN TO SUZUKI's HOME PAGE