近藤 和泉   尾崎 健一   加藤 健治   相本 啓太   佐藤 健二   加賀谷 斉   平野 哲   才藤 栄一   
Modern Physician 38(5) 537-540 2018年5月
<ポイント>●加齢に伴うバランス能力の低下から始まり、転倒→転倒恐怖→低活動→筋力低下およびサルコペニア→さらなるバランス能力の低下という、フレイルを助長する悪性サイクルの回路が想定できる。●バランス能力を底上げし、活動量を増加させて、転倒を予防する必要がある。●ロボットは地域に在住する高齢者のフレイルについて、特にバランス能力の改善に役立つことが実証されている。●歩行支援のロボットによって、リハビリテーション中の活動量増加および在宅復帰後の活動量低下を改善できる可能性がある。(著者抄録)