Ishiguro Tomoya Hayashi Mutsuharu Sugishita Yoshinori Fujiwara Wakaya Kamada Tomohito Naruse Hiroyuki Ishii Junichi Kato Yasuchika Ozaki Yukio Izawa Hideo

JOURNAL OF CARDIAC FAILURE 22(9) S178 2016年9月 [査読有り]

ビタミンB1利用障害による衝心脚気が原因と考えられた著明な全身浮腫に意識障害を併発した症例

良永真隆林睦晴横井博厚藤原稚也吉川大治向出大介杉下義倫鎌田智仁伊藤丈浩多賀谷真央井澤英夫

心臓 47(10) 1213-1218 2015年10月

ビタミンB1欠乏症、特に衝心脚気は現代では非常に稀な病態であるが、1990年代から食生活の変化に伴い若年者に加え、高齢者の症例も散見されるようになった。症例は意識障害にて救急搬送された中年男性で、胸水・腹水含め、全身性の著明な浮腫を伴っていた。心臓超音波検査では重度のび漫性左室収縮低下を認めたが、生活歴・食事歴よりビタミン欠乏を疑い、ビタミン補充治療を施行するも改善に乏しかった。ビタミン利用障害の可能性も考慮し、大量補充療法を施行したところ、速やかな意識状態の正常化を認め、浮腫も改善した。...

【心臓リハビリテーションは長期予後を改善するか?】心臓リハビリテーションは慢性心不全患者の長期予後を改善するか?

河野裕治粥川知子青柳陽一郎才藤栄一藤原稚也林睦晴井澤英夫

日本冠疾患学会雑誌 21(1) 48-52 2015年3月

心不全は冠動脈疾患や心筋症などの基礎疾患による左心室機能の低下に伴う循環不全のみでなく、中枢ならびに末梢の呼吸調節能の異常、骨格筋の構造変化、交感神経活性の亢進、慢性炎症など全身に波及した進行性の疾患と考えられる。運動療法はこれらの全身におよぶ病態を改善することが報告されており、薬物療法と同様に心不全に対する強力な治療法の一つである。心不全患者に対する運動療法の長期予後改善効果について、運動療法を中心に現在の知見をまとめた。

ビタミンB1利用障害による衝心脚気が原因と考えられた著明な全身浮腫に意識障害を併発した症例

良永真隆多賀谷真央井澤英夫林睦晴横井博厚藤原稚也吉川大治向出大介杉下義倫鎌田智仁伊藤丈浩

心臓 47(10) 1213-1218 2015年

<p> ビタミンB1欠乏症, 特に衝心脚気は現代では非常に稀な病態であるが, 1990年代から食生活の変化に伴い若年者に加え, 高齢者の症例も散見されるようになった.</p><p> 症例は意識障害にて救急搬送された中年男性で, 胸水・腹水含め, 全身性の著明な浮腫を伴っていた. 心臓超音波検査では重度のび漫性左室収縮低下を認めたが, 生活歴・食事歴よりビタミン欠乏を疑い, ビタミン補充治療を施行するも改善に乏しかった. ビタミン利用障害の可能性も考慮し, 大量補充療法を施行したところ, 速...

Micro RNA Could Play Key Roles in Progression of Myocardial Fibrosis in Patients with Heart Failure

Kohsuke Kinoshita Hideo Izawa Yasuchika Kato Hiroatsu Yokoi Wakaya Fujiwara Xian Wu Cheng Akihiro Hirashiki Yoshikazu Mizoguchi Masatsugu Ohtsuki Jun-ichi Ishii Shin-ichiro Morimoto Toyoaki Murohara Yukio Ozaki Masanori Nomura

CIRCULATION 124(21) 2011年11月 [査読有り]

MISC

12 3 4 5 >

高齢心不全患者に対する早期リハビリ介入は退院後再入院予防と関連する

河野裕治井澤英夫青柳陽一郎山田亮石黒智也良永真隆奥村聡藤原稚也林睦晴才藤栄一

日本循環器学会学術集会抄録集 83回 CP03-1 2019年3月

高齢心不全患者における骨密度は心不全重症度と関連する

河野裕治井澤英夫青柳陽一郎山田亮石黒智也良永真隆奥村聡藤原稚也林睦晴才藤栄一

日本心不全学会学術集会プログラム・抄録集 23rd 2019年

Serum microRNA-126 and -223 as new-generation biomarkers for sarcoidosis in patients with heart failure.

Wakaya Fujiwara Yasuchika Kato Mutsuharu Hayashi Yoshinori Sugishita Satoshi Okumura Masataka Yoshinaga Tomoya Ishiguro Ryo Yamada Sayano Ueda Masahide Harada Hiroyuki Naruse Junnichi Ishii Yukio Ozaki Hideo Izawa

Journal of cardiology 72(6) 452-457 2018年12月 [査読有り]

BACKGROUND: Although cardiac sarcoidosis is associated with poor prognosis, diagnosis of the disease is challenging and the sensitivity and specificity of diagnostic modalities are limited. This study was performed to evaluate the potential of ser...

抑うつの存在は高齢心不全患者の身体的フレイル判定の一因となる

森悦子河野裕治石川綾子杉浦翼田中康友青柳陽一郎上田清乃山田亮石黒智也藤原稚也林睦晴井澤英夫

心臓リハビリテーション 24(3-4) 232-235 2018年11月

【目的】本研究の目的は、高齢心不全患者を対象に抑うつと身体機能との関連を検討した。【方法】65歳以上の心不全患者120例を対象とした。対象者をGeriatric Depression Scale(GDS-5)で抑うつなし群(GDS-5≦1)、抑うつあり群(GDS-5≧2)の2群に分け、心不全病態指標、身体機能、認知機能の項目についてχ2検定、対応のないt-検定を用いて比較した。【結果】全対象者のうち抑うつは58例(48%)に認めた。両群間の比較では年齢、性別、BMI、認知機能、病態指標には...

心不全パンデミックにおける心臓リハビリテーションの役割

井澤英夫河野裕治青柳陽一郎上田清乃山田亮石黒智也良永真隆奥村聡藤原稚也林睦晴

日本心不全学会学術集会プログラム・抄録集 22nd 2018年