神谷 典男   広瀬 徳勝   藤井 洵希   田中 良樹   増井 浩史   村松 明日香   大澤 真智子   久保田 沙也加   北本 憲永   杉浦 亮   岡 俊明   小出 昌秋   丸尾 亜矢子   
Therapeutic Research 35(2) 140-142 2014年2月
症例は10歳7ヵ月男児で、出生後多脾症、完全心内膜欠損に心内膜修復術を行い、2歳時に僧帽弁閉鎖不全症、洞不全症候群に僧帽弁形成術と恒久的ペースメーカー(PM)植込み術を行い、3ヵ月毎にフォローアップしていた。今回、PM電池消耗による交換目的に入院した。PM本体交換術後全身状態は安定し、創部もクリアで液体貯留もなく3日後に退院した。入院時に遠隔モニタリングシステム(RMS)について患者・家族の同意が得られ、すぐにPMメーカーのHome MonitoringのWeb登録を行い、カーディオメッセ...