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医科学研究センター 分子遺伝学

研究者リスト >> 倉橋 浩樹
 

最終確認日時:

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倉橋 浩樹

 
アバター
研究者氏名倉橋 浩樹
 
クラハシ ヒロキ
URLhttp://www.fujita-hu.ac.jp/~genome/mg/
所属藤田医科大学
部署総合医科学研究所 分子遺伝学研究部門
職名教授
学位医学博士(大阪大学)
科研費研究者番号30243215
J-Global ID200901098214871015

プロフィール

ヒト生殖細胞系列の染色体異常(トリソミーなどの異数体、転座や欠失・重複などの構造異常)の発生メカニズムの研究をしています。非B型DNA(十字架型DNA、グアニン四重鎖など)と染色体機能との関連にも興味があります。臨床に近い分野では、次世代シーケンスによる着床前診断の開発研究を行っています。バックグラウンドは小児科医で、現在は大学病院・臨床遺伝科で、染色体異常症や不妊・習慣流産、出生前診断、着床前診断などの遺伝カウンセリングもおこなっています。大学院遺伝カウンセラー養成課程で人材育成も行っています。

研究キーワード

 
PGT-M ,PGT-SR ,PGT-A ,着床前診断 ,グアニン四重鎖 ,非B型DNA ,異数体 ,異数性 ,習慣流産 ,PATRR ,染色体構造異常 ,不育症 ,不妊症 ,染色体再構成 ,反復配列 ,t(11;22) ,回文配列 ,十字架型 ,パリンドローム ,22q11 ,染色体転座 ,切断点 ,染色体欠失

研究分野

 
  • ライフサイエンス / 分子生物学 / 
  • ライフサイエンス / 胎児医学、小児成育学 / 
  • ライフサイエンス / 医化学 / 

経歴

 
2003年4月
 - 
現在
藤田医科大学 医科学研究センター 分子遺伝学研究部門  教授 
 
2001年7月
 - 
2003年3月
大阪大学 医学(系)研究科(研究院)  助手 
 
1998年9月
 - 
2001年6月
フィラデルフィア小児病院  研究員 
 
1991年9月
 - 
1998年8月
大阪大学 医学部  助手 
 

受賞

 
2020年11月
日本人類遺伝学会, 日本人類遺伝学会賞
 
2007年1月
愛知県医師会, 難病研究者表彰
倉橋浩樹 
 

論文

 
 
長谷川 梓乃   島田 佳苗   栗原 俊明   倉橋 浩樹   大江 瑞恵   佐藤 労   
日本遺伝カウンセリング学会誌   42(2) 74-74   2021年6月
 
日比野 ゆかり   西澤 春紀   倉橋 浩樹   佐藤 労   大江 瑞恵   
日本遺伝カウンセリング学会誌   42(2) 88-88   2021年6月
 
白井 美希   山内 美陽子   速水 明日香   宮田 舞香   村田 泰隆   河村 理恵   倉橋 浩樹   大江 瑞恵   佐藤 労   
日本遺伝カウンセリング学会誌   42(2) 89-89   2021年6月
 
村瀬 悠理   倉橋 浩樹   大江 瑞恵   佐藤 労   
日本遺伝カウンセリング学会誌   42(2) 93-93   2021年6月
 
鈴木 綾子   倉橋 浩樹   佐藤 労   大江 瑞恵   
日本遺伝カウンセリング学会誌   42(2) 125-125   2021年6月

MISC

 
 
加藤武馬   杉本岳   倉橋浩樹   
BIO Clinica   36(2) 108-112   2021年2月
着床前遺伝学的検査は、体外受精後の受精卵を胚盤胞期まで培養後、一部の細胞を生検し、遺伝子や染色体を解析する技術である。着床前遺伝学的検査は、流産または特定の遺伝性疾患に罹患する児を妊娠する可能性を回避する目的として実施される一方で、結果の解釈や倫理的問題など解決すべき課題は未だ残っている。着床前遺伝学的検査の実施前後には十分な遺伝カウンセリングが必要であり、検査の特性を実施者およびクライエントが十分理解した上で行われることが重要である。(著者抄録)
 
倉橋浩樹   
遺伝子医学35号   11(1) 55-61   2021年1月   [招待有り]
 
倉橋浩樹   
遺伝子医学35号   11(1) 18-19   2021年1月   [招待有り]
 
七里由衣   加藤武馬   倉橋浩樹   
産科と婦人科   88(1) 45-51   2021年1月   [招待有り]
着床前遺伝学的検査では体外受精後に胚生検を行い、疾患関連遺伝子や染色体構造異常を同定することにより非罹患胚を移植する。近年、胚の染色体異数体に起因する不妊や習慣流産において、流産率の低下や妊娠率の向上を目的とした特別臨床研究が開始された。生検細胞数の増加や網羅的遺伝子解析技術の進歩により解析精度が高まる一方で、結果の解釈や倫理的問題など解決すべき課題も多い。十分な遺伝カウンセリングのうえで、可能なこと、そして限界をクライエントが十分理解したうえで実施されることが重要である。(著者抄録)
 
倉橋浩樹   
IASR   41(12) 220-221   2020年12月   [査読有り][招待有り]

担当経験のある科目(授業)

 
 
   
 
臨床遺伝学 (藤田保健衛生大学医学部)

所属学協会

 
 
   
 
日本産科婦人科遺伝診療学会
 
   
 
日本産科婦人科学会
 
   
 
日本分子生物学会
 
   
 
日本小児遺伝学会
 
   
 
日本遺伝カウンセリング学会

共同研究・競争的資金等の研究課題

 
 
I型CRISPRを利用した新規エピゲノム型トリソミックレスキュー誘導法の開発
日本学術振興会: 科学研究費助成事業
橋詰 令太郎 河野 光雄 脇田 幸子 倉橋 浩樹 北畠 康司 宮川 世志幸 
研究期間: 2021年4月 - 2025年3月
 
糖尿病性腎症の代謝変容の解明とその改善を基軸とした発症・進展予防
日本学術振興会: 科学研究費助成事業
湯澤 由紀夫 長尾 静子 倉橋 浩樹 坪井 直毅 鍋島 俊隆 齋藤 邦明 高橋 和男 
研究期間: 2019年4月 - 2022年3月
 
染色体微細欠失重複症候群の包括的診療体制の構築
厚生労働科学研究費補助金: 難治性疾患政策研究事業
倉橋浩樹 
研究期間: 2018年4月 - 2021年3月
 
希少未診断疾患に対する診断プログラムの開発に関する研究
国立研究開発法人日本医療研究開発機構: 難治性疾患実用化研究事業
水澤英洋 
研究期間: 2018年4月 - 2021年3月
 
ヒト疾患を招く性染色体ゲノム脆弱性決定因子の解明
科学研究費補助金: 基盤研究B
深見真紀 
研究期間: 2017年4月 - 2020年3月

委員歴

 
2015年10月
 - 
現在
日本人類遺伝学会  理事
 
2015年8月
 - 
現在
日本人類遺伝学会  GMRC制度委員会
 
2015年4月
 - 
現在
日本小児遺伝学会  評議委員
 
2014年4月
 - 
現在
日本人類遺伝学会  認定遺伝カウンセラー制度委員会委員
 
2014年1月
 - 
現在
Journal of Human Genetics,  Assiciate Editor
 

その他

 
 
(1)1分子レベルでのt(11;22)(q23;q11.2)転座の検出
(2)習慣流産炉関連するANXA5プロモーター多型の解析