浅野 智也   伊藤 慎英   大島 埴生   山岡 未奈   池田 直樹   米廣 幸平   
理学療法学 48(4) 396-403 2021年8月 [査読有り]
【目的】慢性期脳卒中患者を対象に、運動療法と歩行練習ロボットGait Exercise Assist Robot(以下、GEAR)を併用した低頻度練習による効果を検証した。【方法】対象は、47歳男性で発症後13ヵ月の脳卒中右片麻痺患者1名とした。研究はABAB型シングルケースデザインを用いた。A期を運動療法と通常歩行練習を行う従来練習期とし、B期を運動療法とGEARを用いた歩行練習を行うGEAR練習期とした。両期ともに週2回の練習頻度で4週間の練習期間とした。介入期間は計16週間とした。評...