中島 ともみ   伊藤 信寿   藤田 さより   建木 健   鈴木 達也   
リハビリテーション科学ジャーナル = Journal of Rehabilitation Sciences 13(13) 21-32 2018年3月 [査読有り]
研究論文臨床実習における学びのプロセスを,探索的に明らかにすることを目的に,実習後に行われた振り返りの記述の分析を行った. その結果,学生は自己内省が行えるようになり,基本的知識の習得だけでなく,エビデンスを求める思考,問題解決のために分析する思考が必要であると考えられるようになっていることが確認できた.この思考は,Dreyfus model では,熟練者レベルの思考である.初心者のレベルである学生が,熟練者レベルの思考に気付くことが出来たことは教員が振り返りシートの作成に関わっていること...