相手に合わせた関わり方を看護師の仕事から学ぶ
藤田医科大学病院の眼科病棟にて経験した夜勤実習では、申し送りや配膳、夜間の見回り、深夜の事務仕事など、看護師の夜間業務について理解を深めました。実習で気づいたのは、看護師が患者さんの年齢や性格など、その人の個性に合わせて話し方を工夫していたことです。そのことを看護師さんに詳しく尋ねると、高齢の患者さんに対しては簡潔で気さくな言葉づかいで和やかな雰囲気を作ると共に、認知機能が低下している方もいるためわかりやすさを重視し、すでに自立している若い患者さんには過度に干渉せず、より丁寧な口調で話していると教えてくださり、快適な入院生活のために1人ひとりに応じたコミュニケーションを工夫していることに感銘を受けました。


