多職種連携が行われる病棟にてチーム医療での活躍を考える | 藤田医科大学 高校生向け特設サイト

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臨床実習の魅力

臨床実習の魅力

多職種連携が行われる病棟にて
チーム医療での活躍を考える

医学部 医学科 3年

N.K

円滑なコミュニケーションで多職種連携の強みを生かす

実習先では、医師に同行して診療科内をまわり、外来や病棟およびオペ室における多職種間の関わりや協働への理解を深めました。医師や看護師、薬剤師は患者との関わり方は異なりますが、最善の医療を行うという目的は同じです。互いの強みを生かすためにも適切なコミュニケーションを取ることが必要。そのため、診療科では端末内アプリに申し送り事項などを入力して、コミュニケーションを円滑にする工夫がなされていました。一方で、申し送りは文章で伝えるため、多忙な時でも相手に真意が伝わるように、的確に要点をまとめて相手に伝わる文章力を鍛えていく必要があると感じました。
実習を通じて、さまざまな知識や経験を積み上げていき、経験値や考え方が異なるメンバーが揃うチーム医療の一員として活躍できる自分になりたいと思っています。

臨床実習の魅力

医師としての心構えをベースに他職種への関心を高める

本学の実習は、学生1~2名に対し、1名の指導医が担当します。おかげできめ細やかな指導の下、わからないことも質問しやすく、学びに前向きになれる環境です。また実習先となる診療科が多岐にわたっており、早い段階から将来どこで働くかを考える機会になります。
1年次の実習では、患者との関わり方や医療人としての倫理観を身につけることができ、病院を構成する各部門の役割も学びました。2年次の実習では、それらの学びをベースにしてチーム医療に関わります。医師を中心とした多職種間協働を円滑に進めるためには何が必要かを学ぶことができました。他職種への理解と関心を持って関わることが大切であり、それぞれの役割を理解しながら支え合えう姿勢が必要だと思っています。

研究者としての医師の姿を追い、理想の医師像を築き上げる

現在、私はスチューデントリサーチャープログラムを利用し、精神神経科学の研究を行っています。興味のある分野を探求し、臨床に貢献できるように日々研究に勤しみ、臨床医として活躍する医師の指導の下で研究を行うことで、医師としての責任感や倫理観が磨かれています。患者さんと直接関わる診療や治療とは異なり、研究者としての一面を持つ医師が何を考え、どのような思いで研究を進めているかを間近で感じ、私の理想の医師像も明確に。その理想に近づくために、今、自分は何をするべきなのかを意識しながら学業に邁進していきたいです。

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