診察から治療・手術まで医療チームの一員として医師の仕事を体験!
「クリニカル・クラークシップ(ポリクリ)」では、カンファレンスに参加して指導医と共に治療方針を考え、患者さんを診察・回診・処置などで医師の業務を体験します。私は藤田医科大学病院の心臓血管外科と消化器外科にて、開胸・開腹手術から腹腔鏡手術、最新のロボット支援手術まで、多くの手術の術野に入って指導を受け、手技や術式を学びました。手術中は外科医や麻酔科医、看護師、臨床工学技師に混じって血圧や体温、酸素飽和度などのバイタルサインや心電図、出血の有無を確認して手術の安全確保に務めた時は「自分も医療チームの一員なんだ」と職務へのやりがいを実感。また手術前は心身ともに苦しい思いをしていた患者さんが、術後の回診で笑顔で会話したり、元気にリハビリに取り組んでいる姿を見るとホッとして、手術は病気を治療するだけでなく、精神的な苦痛を和らげ、生きる活力を取り戻す力があると思いました。


