実際の医療行為を体験し、処置1つ1つの意味を知る
呼吸器外科での臨床実習では、手術を見学し、回診時のガーゼ交換やドレーン抜去などの術後処置を体験。病棟回診で術後に抜去したドレーン留置部をガーゼとテープで圧迫する処置を行った際には、テープの貼り方次第で患者さんの皮膚に異常を起こすことがあると教えていただきました。外科は手術をして終わりではなく、患者さんが退院するまでのすべての処置が重要であり、先生方の行う処置の1つ1つに意味があるということに気づかされました。また皮膚科の外来では初診の患者さんへの予診を担当。患者さんから必要な情報を聞くためには、どのような話し方をすればいいか悩みました。それに対して先生方は、患者さんと上手に目線を合わせ、気さくにコミュニケーションをとって話しやすい雰囲気を作っており、こうしたことは現場でしか学べないと思いました。


