ごあいさつ
センター長挨拶

センター長 / 特命教授
金井 好克
BNCT研究センターは、膵がんをはじめとする深部がんを対象とした次世代BNCTプロジェクトを成功に導くとともに、世界最高水準の藤田医科大学BNCT治療施設を基盤として、BNCTに関する基礎研究から臨床応用までを一体的に推進することを目的に、2026年4月に創設されました。
BNCT(Boron Neutron Capture Therapy:ホウ素中性子捕捉療法)は、がん細胞に選択的に集積したホウ素と中性子との核反応を利用し、正常組織への影響を抑えながら、がん細胞を選択的に破壊する新しい放射線治療です。その治療効果を最大限に引き出すためには、ホウ素薬剤をがん細胞へ効率よく送達し、十分な量を集積させることが極めて重要です。私たちは、ホウ素薬剤のがん細胞内への取り込みを担うアミノ酸トランスポーターLAT1(L-type amino acid transporter 1)に着目し、がん細胞へのホウ素集積を高める新たな薬剤や治療戦略の研究開発を進めています。
こうした研究を着実に臨床へとつなげ、研究成果を一日でも早く患者さんへ届けるため、病院各診療科や学内外の研究機関、企業との連携のもと、これまで治療が難しかったがんに対する新たな治療の選択肢の創出を目指し、深部がんに対するBNCT治療の確立と適応拡大に取り組んでまいります。さらに、藤田医科大学から世界に向けて新たな知見と治療技術を発信することを通じて、BNCT研究と医療の発展に貢献できるよう、センター一丸となって力を尽くしてまいります。
BNCT(Boron Neutron Capture Therapy:ホウ素中性子捕捉療法)は、がん細胞に選択的に集積したホウ素と中性子との核反応を利用し、正常組織への影響を抑えながら、がん細胞を選択的に破壊する新しい放射線治療です。その治療効果を最大限に引き出すためには、ホウ素薬剤をがん細胞へ効率よく送達し、十分な量を集積させることが極めて重要です。私たちは、ホウ素薬剤のがん細胞内への取り込みを担うアミノ酸トランスポーターLAT1(L-type amino acid transporter 1)に着目し、がん細胞へのホウ素集積を高める新たな薬剤や治療戦略の研究開発を進めています。
こうした研究を着実に臨床へとつなげ、研究成果を一日でも早く患者さんへ届けるため、病院各診療科や学内外の研究機関、企業との連携のもと、これまで治療が難しかったがんに対する新たな治療の選択肢の創出を目指し、深部がんに対するBNCT治療の確立と適応拡大に取り組んでまいります。さらに、藤田医科大学から世界に向けて新たな知見と治療技術を発信することを通じて、BNCT研究と医療の発展に貢献できるよう、センター一丸となって力を尽くしてまいります。
副センター長挨拶

副センター長 / 教授
渡邉 翼
藤田医科大学 研究推進本部 BNCT研究センターの副センター長を拝命いたしました、渡邉 翼です。
ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)は、がん細胞に特異的に取り込まれるホウ素薬剤と熱中性子の核反応を利用し、細胞レベルでがんをピンポイントに破壊する革新的な放射線治療です。当センターでは、2028年夏のBNCT臨床開始に向けて、建屋の建設や最新鋭の住友重機械工業の加速器システムの導入など、全学を挙げたプロジェクトが力強く進行しています。
本学のBNCT研究における最大の強みは、基礎研究から臨床応用までをシームレスに繋ぐ圧倒的な総合力にあります。当センター長には、ホウ素薬剤が細胞に取り込まれる鍵となるアミノ酸トランスポーター「LAT1」を世界で初めて同定した金井好克先生が就任されています。本学に集結した世界トップレベルの生物学的知見と薬物動態の深い理解を基盤とし、より精緻で治療効果の高い次世代のプロトコル構築が進んでいます。
さらに本学は、BNCTの治療効果を最大化する「診断」のアプローチにおいても取り組んでおります。2026年春にセラノスティクスセンターへ18F-FBPA合成装置を導入し、ホウ素薬剤の集積を事前に可視化するPET診断を用いた特定臨床研究を開始します。高度な放射線診断・核医学の専門知見を有する本学だからこそ実現できる、治療と診断を融合させた究極の「セラノスティクス(個別化医療)」の体現です。
BNCTは、従来の治療法では困難だった患者さんにとって新たな「希望の光」となり得る治療です。本学が誇る放射線治療医、画像診断医、核医学医、医学物理士など多職種による強固なチーム医療体制のもと、革新的な放射線治療であるBNCTを現在の頭頸部がんのみならず、様々な難治性がんへと適応拡大を推進し、一人でも多くの患者さんに新しい希望をお届けできるよう、全身全霊を傾けて尽力してまいります。
ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)は、がん細胞に特異的に取り込まれるホウ素薬剤と熱中性子の核反応を利用し、細胞レベルでがんをピンポイントに破壊する革新的な放射線治療です。当センターでは、2028年夏のBNCT臨床開始に向けて、建屋の建設や最新鋭の住友重機械工業の加速器システムの導入など、全学を挙げたプロジェクトが力強く進行しています。
本学のBNCT研究における最大の強みは、基礎研究から臨床応用までをシームレスに繋ぐ圧倒的な総合力にあります。当センター長には、ホウ素薬剤が細胞に取り込まれる鍵となるアミノ酸トランスポーター「LAT1」を世界で初めて同定した金井好克先生が就任されています。本学に集結した世界トップレベルの生物学的知見と薬物動態の深い理解を基盤とし、より精緻で治療効果の高い次世代のプロトコル構築が進んでいます。
さらに本学は、BNCTの治療効果を最大化する「診断」のアプローチにおいても取り組んでおります。2026年春にセラノスティクスセンターへ18F-FBPA合成装置を導入し、ホウ素薬剤の集積を事前に可視化するPET診断を用いた特定臨床研究を開始します。高度な放射線診断・核医学の専門知見を有する本学だからこそ実現できる、治療と診断を融合させた究極の「セラノスティクス(個別化医療)」の体現です。
BNCTは、従来の治療法では困難だった患者さんにとって新たな「希望の光」となり得る治療です。本学が誇る放射線治療医、画像診断医、核医学医、医学物理士など多職種による強固なチーム医療体制のもと、革新的な放射線治療であるBNCTを現在の頭頸部がんのみならず、様々な難治性がんへと適応拡大を推進し、一人でも多くの患者さんに新しい希望をお届けできるよう、全身全霊を傾けて尽力してまいります。

