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藤田あんしんネットワーク概要


目的

本学が有する医療安全の知識、経験、ノウハウを、地域の医療安全の向上に役立て、患者さまへよりあんしん安全な医療を提供することを目的としています。本会員制ネットワークを通じて地域全体で医療安全の基盤醸成を目指します。
①地域の病院やクリニックと藤田医科大学が協力・連携します
  藤田あんしんネットワークは、地域の病院、クリニック、助産院、各種医療施設と藤田医科大学とで構成されます。

②めざすのは、地域の医療安全の強化への貢献です
  さまざまな連携やお互いの協力を通じ、藤田あんしんネットワークが一貫してめざすのは地域における医療安全の強化
  です。

③医療安全に関する教育や医療事故に関する事故対応で協力します
  地域の医療安全に関するさまざまな教育や研修、医療事故に関する事故対応への協力などを通じ、質の高い医療安全を
  めざします。

④24時間365日、休むことなく対応します
  いつ発生するかわからないのが医療事故。藤田あんしんネットワークは24時間365日、休むことなく対応し、支援します。

運営体制

代表幹事

藤田医科大学病院 今泉和良 病院長

「藤田あんしんネットワーク」は、2016年3月1日に星長清隆氏(現、藤田学園理事長)を発起人として設立されました。前代表世話人でいらっしゃった白木良一先生の後任として、2025年4月より代表幹事を拝命いたしました。
本ネットワークの目的は、近隣医療機関との密接な連携を通じて、藤田医科大学が長年にわたり培ってきた医療安全の知見や経験を共有し、地域の医療機関および住民の皆様にとっての「あんしん」を支えることにあります。
2025年4月現在、262の医療機関が加盟しており、加盟施設に対しては、医療事故や院内感染に関する相談・支援・研修などを実施しております。また、各種ご相談に迅速に対応するため、24時間体制のホットラインも設置しております。
2020年に発生した新型コロナウイルス感染症の拡大時には、本ネットワークを通じて感染対策に関する多くのご相談を受け、対応してまいりました。これらの活動は、参加医療機関および地域住民の皆様の「あんしん」の実現に貢献できたものと確信しております。今後、さらに多くの医療機関にご参加いただき、この取り組みが地域全体へとより一層広がっていくことを心より願っております。引き続き、皆様のご指導とご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

サポートメンバー

藤田医科大学病院
安全管理室長 伊東昌広 教授

私は、2015年9月1日より安全管理室の室長を拝命しております。医療事故はあってはならない事ですが、医療の特質から言えば、完全になくす事も不可能であります。我々は大学病院で経験した事例をもとに、地域の安全安心のため医療安全教育や医療事故の対応を迅速にサポートさせて頂きます。

藤田医科大学病院
感染対策室長 本田 仁 教授

2022年9月より、感染対策室室長を拝命しました感染症科 本田仁と申します。専門は医療関連感染症対策、病院疫学で、近年は新型コロナウイルス感染症の対策を中心に実務を行なっております。地域の感染対策の発展に寄与できるようにICTのメンバーと共に地域の感染対策に尽力できればと思います。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

サービス内容

相談の受付

  • 医療安全の教育に関する相談
  • 医療上の事故に関する相談
  • 院内感染対策に関する相談
  • その他の相談

教育/研修、事故対応への協力

  • 医療安全、院内感染に関する教育/研修
  • 医療事故発生時の対応
  • 医療事故調査委員会の設置運営の協力
  • Ai(死亡時画像診断)への対応