グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



ホーム >  教育・共同研究 >  学部生

学部生


実験や研究に興味のある学部生(医学部、医療科学部問わず)の受け入れを随時行っています。

加藤秀(平成26年度から)

難病治療学研究部門
1年生の夏頃から、医学部の基礎教室体験実習で参加しています。
土田先生、常陸先生のご指導のもと、筋疾患の病態や治療に向けた分子生物学の研究を行っています。平成27年度の医学部入学記念晩餐会では、研究の様子のプレゼンテーションを行い、「学部学生の若い時期から研究に親しむ環境にいる事は良い事ですね」と皆さんに声をかけて頂きました。今後も、時間が許す範囲で研究の実際を学んでいきたいと考えています。

花井翔悟(平成25年度)

分子遺伝学研究部門
昨年春、総合医科学研究所 分子遺伝学研究部門にお世話になりました。
基本的には稲垣秀人先生に、electroporationやlipofectionといった手技を使用して、細胞に遺伝子を挿入する方法を学ばさせていただきました。自分で条件を設定して、予想通りになった時の嬉しさはもちろんのこと、うまく行かなかった時の「なぜうまく行かなかったのか」ということを突き詰めて考えていくということの面白さを教えていただきました。また、加藤武馬先生に指導していただき、血球を用いて染色体標本を作るという貴重な体験をさせていただきました。
この研究室で学んだ後に、病棟実習に行ったのですが、検査結果をより深い意味で捉えることができたり、先生方と分子生物学の話題で盛り上がれたりしました。短い間でしたが、とても充実した期間でした。ぜひ、他の藤田の学生の皆さんも、このような基礎研究を体験していただきたいと思います。

杉本賢政(平成25年から)

分子遺伝学研究部門
1回生の夏頃から分子遺伝学研究部門で研究させていただいています。活動は主に授業後の放課時間や夏休み・春休みなどの休暇期間を利用して行っています。
当研究部門の一番の魅力は、実際に大学病院に来られた患者さんの検体を使用し、研究出来ることにあると思います。稲垣秀人先生の指導の下、遺伝子疾患と思われる患者さんの原因遺伝子を探索したり、そのコードするタンパクの変異が疾病に与える影響を調べています。低学年のうちから患者さんの診断や治療に携われることはとても刺激的で、医学を学ぶ上でのモチベーションの向上に繋がっています。また当研究部門の研究成果はテレビや新聞などのメディアに取り上げられることも多く、最先端の研究を肌で感じることの出来る大変貴重な機会であると感じています。
この経験は、臨床の場で何か疑問に思ったり治療の選択に迷った際に、どのように対処すればよいのか、科学的に物事をとらえ問題を解決する能力に繋がってくるのではないかと考えています。私はこの経験を通じリサーチマインドを持った医師を目指していきたいと思っています。