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共同研究


 総合医科学研究所の各研究部門では学内外問わず、共同研究を募集しています。

分子遺伝学研究部門

 分子遺伝学研究部門では、染色体の構造異常、数的異常の発生メカニズムに関する共同研究を広く募集しています。その他、「疾患遺伝子網羅的解析センター」において、診断未確定の患者さんの依頼検体を学内外から受け入れ、マイクロアレイ染色体検査や次世代シーケンサーなどによる遺伝子診断を提供しています。また、近年に急速に進歩しつつある無侵襲出生前診断(NIPT)や、網羅的着床前診断(cPGD)の臨床応用に関しても大規模な共同研究を進めています。

難病治療学研究部門

 難病治療学研究部門では、一連の分子生物学解析、miRNA解析、タンパク・プロテオーム解析、微量細胞の単離と分化培養、マウスの耐糖能・代謝解析等の先端技術を取り入れて、難病(筋骨格系疾患、躁鬱病、肥満、癌等)の進行過程と病態生理の解明、治療標的の探索を行っています。上記の解析や病気に興味ある方の共同研究を受け入れ可能な体制にあります。

医高分子学研究部門

 主要組織適合遺伝子複合体(MHC)分子群の遺伝子解析を、カナダ、ノルウェー、ドイツ等の研究室と共に国際共同研究として実施しています。サイトカインの分子、遺伝子研究をドイツのグループと協力して行っています。国内の共同研究機関を利用した形態形成関連の解析も行っています。

システム医科学研究部門

 システム医科学研究部門では、各種遺伝子改変マウスに対する「網羅的行動解析」の支援を行っています。網羅的行動テストは、感覚や運動機能の検査から記憶学習といった高次機能検査にいたるまで様々な行動の領域を網羅しています。これまでに国内外の研究室より受け入れた180系統以上の遺伝子改変マウスを解析し、多数の精神・神経疾患モデルマウスを同定してきた実績があります。
 現在、文部科学省認定の『脳関連遺伝子機能の網羅的解析拠点』の共同利用・共同研究拠点として、また、新学術領域『先端モデル動物支援プラットフォーム』の生理機能解析拠点の一つとして、国内外の研究者に共同研究という形でマウスの網羅的行動解析実験を支援しています。解析用マウスを準備することが困難である研究者に対しては、日本科学未来館においてマウスのクリーニングおよび解析用マウスを得るための繁殖も行っています。

遺伝子発現機構学研究部門

 遺伝子発現機構学研究部門では、「疾患遺伝子網羅的解析センター」における医学部との共同研究プロジェクトの一環として、RNA-SeqやLariat-Seqなどの最新の技術を用いて、臨床検体中のがん組織・細胞における遺伝子発現異常やスプライシング異常を大規模に解析しています。