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言語聴覚士のお仕事


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言語聴覚士って?

みなさんは「言語聴覚士」というお仕事を聞いたことはありますか?
言語聴覚士は、話す・聞く・食べる ための機能維持・訓練のスペシャリストです。
Speech Therapist(スピーチセラピスト)と言い、病院や、リハビリテーションではよく「ST(エスティー)」と呼ばれています。
ふじたまちかど保健室にも、STの先生が来てくださっています!

話す・聞く:ことばの障がい

ことばの障がいは、ご病気や交通事故、生まれつきの障がいなどで見られることがあります。例えば「言葉が思いつかない」「呂律がまわらない」「声がつづかない」「耳の聞こえがわるい」「言葉の発達の遅れがある」などの症状です。これらが、なぜ、どのように起こっているのかを専門的に考え、きれいに発音する訓練や、言葉を言ったり理解する訓練など、一人一人にあった目標を持ってサポートしています。

食べる・飲み込む:嚥下障がい

食事中にむせる、食べ物が口に残る、パサパサしたものがたべにくい、飲み込みづらい、痰がでる、食事が食べられず痩せてきたなど、これらの症状があるときは、嚥下障がいを疑い、食事についての問診や飲み込みの検査を行い、問題を明らかにします。
そして、飲み込む力(嚥下筋力)を鍛える体操や、食事のアドバイスを行っています。
食事は1日の生活の中でも、特に楽しみなイベントです。いつまでも楽しく、美味しくたべることができるように、嚥下筋力を維持することも大切ですよ!

のどの筋肉をきたえよう!

加齢とともに、のどの筋肉も弱っていきます。そうすると、むせることが多くなったり、飲み込みづらくなってきたり、食が細くなってきたりして、次第に体も弱ってしまい、悪循環ですね。
食事を美味しく食べられる、言いたいことが伝えられる、この体の機能は、自分らしく生きるためにとても大切な能力です。
今回は、ごろりと横になっているときにもできる簡単な体操や、食直前に行ってもらうと、とても効果的な体操をご紹介します!

認知機能をきたえよう!

話す・聞く・食べるためには、口やのどの力だけでなく、脳機能もフル活用しています。なので、言語訓練では、認知機能の訓練も行います。
1人で行っても、ご家族と一緒に行っていただいても楽しくできる脳トレ言語訓練をご紹介します。ぜひ、行ってみてください!



☆早口言葉☆
 「赤パジャマ 青パジャマ 黄パジャマ 茶パジャマ」
「この竹がきに竹たてかけたのは 竹たてかけたかったから 竹たてかけたのです」
 「六年生の論文大会 明瞭な論旨と理論と力量で 優良論文選ばれる(ろくねんせいのろんぶんたいかい めいりょうなろんしとりろんとりきりょうで ゆうりょうろんぶんえらばれる)」

早口言葉は、最初はゆっくりでもいいので、一語一語の活舌を意識して、しっかり発音しましょう。
特に「パ」は唇をしっかり閉じる意識を。「タ」は舌先を上あごにしっかりつけて発音を!「カ」はのどの奥の筋力を使っていて飲み込む力に大切な発音です。口の動きを意識してしっかり発音するように意識すると、より効果的に行えます!
なれて来たら、大きな声で、大きく口を動かしリズムよく、早く話してみましょう!


☆指さし脳トレ☆

おまけ