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心と体のリラックス法


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不安や緊張を和らげてリラックス

新型コロナウイルスの感染がなかなか終息しない今、先行きの見えなさで、不安な気持ちになったり、外に出たり人と会う事に緊張するのは、自然な反応です。ですが、不安や緊張は、自分でも気が付かない間にストレスに変わり、体調の悪化につながることがあります。
自粛生活のなかで、ストレスの発散方法を見つけることはなかなか難しいことですが、日々の生活に、ほんの少し、心と体をゆったりほぐす時間を作るだけで、不安や緊張を少しづつ手放すことができます。
今回は、心と体の緊張を解きほぐし、リラックスできる方法をお伝えします。
ぜひ、テレビをみて不安な気持ちになったときや、血圧を測る前、また夜寝る前などにも実施してみてください。

心と体の緊張を解きほぐす“呼吸”

不安なときや、緊張しているとき、焦っている気持ちの時は、私たちは無意識に浅い呼吸になってしまっています。
この呼吸を意識して、「ゆっくり」そして「大きな」深呼吸にすることで、心も体もリラックスすることができます。
不安や緊張を感じたり、気持ちが落ち着かない時は、自分の呼吸に意識を向けて、ゆっくりと深呼吸をしましょう

☆効果的な深呼吸の方法☆
1.楽な姿勢で座り、背筋をのばします。
(椅子に座ってもOK、畳の上など床に座ってもOK)
2.両手を下腹部(おへその下あたり)にあて、口から息を吐き切ります。
(息を吐くのと一緒に、体の中の悪いものや不安な気持ちも全て出しきるように吐きます)
3.鼻からゆっくりと息を吸い込みます。
(下腹部が新鮮な空気でいっぱいになるイメージで、お腹のふくらみを両手で感じとって)
4.口からゆっくり息を吐きだします。
鼻から空気を吸うときよりも2倍の時間をかけてゆっくり吐くことがポイントです。お腹がへこんでいく様子を両手で感じましょう。また、2番のように、体の中の悪いものや嫌な気持ちも全て出しきるように吐きます)
5.鼻からゆっくりと息を吸い込み、その2倍の時間をかけて口からゆっくり息を吐きだします

この深呼吸を5回ほど行います。


息を吸うと同時に下腹部を膨らませ、息を吐くときに下腹部をへこませる呼吸は、腹式呼吸ともよびます。
腹式呼吸は、自律神経を調節する働きを整えたり、全身の筋肉の緊張を緩ませる効果もあります。
心にも、体にも効果が期待できる呼吸法です。
なかなか気持ちを緩ませることができない日々が続いていますが、自分の呼吸に意識を向けて、心と体の緊張を解きほぐしてみてください♪