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診療科案内


主任教授ごあいさつ

変革に向けて:藤田保健衛生大学小児科の取り組み

 藤田学園の創立50周年記念事業として、平成27年に新棟(A棟)が完成しました。そしていよいよ平成29年末にはもう一つの新棟(B棟)が完成し、小児病棟とNICU・GCUはそちらへ移転することになります。小児病棟のベッド数は若干減りますが、逆にNICU・GCUのベッド数は増えます。さらに平成32年には岡崎市に400床規模の新病院を開設することが決まっており、現在そちらの小児科開設に向けても準備を進めています。
少子化と医療の進歩に伴い、小児医療は以前と大きく異なってきています。大学病院の入院患児は、数としては以前に比べ減っていますが、より多彩かつ重症化しており非常に高度な専門的知識が必須となってきています。このような状況を反映し、社会はよりレベルの高い小児科専門医育成を要求しており、小児科学会では他学会に先駆け平成29年度から新しい専門医制度に沿った後期研修が開始されています。以前に比べ、広範な小児科サブスぺシャリティ分野の研修を3年間で確実に実施することが求められており、そのプログラムは小児科学会が設定した基準を満たし、学会認定を得る必要があります。藤田保健衛生大学小児科後期研修プログラムは、大学を基幹病院として、坂文種報徳會病院、刈谷総合病院、豊川市民病院、八千代病院、江南厚生病院こども医療センターを関連研修施設として構成されています。ここ数年来大学病院の診療スタッフを強化し、より広範な専門診療教育が可能になっていますので、大学病院で特殊性の高い小児医療を、関連研修施設で1~2次診療技能を中心に修得する理想的な小児科後期研修プログラムができたと自負しています。多くの専攻医がこのプログラムで研修し、私たちの医局からより多くの優れた小児科医を輩出できることを期待しています。
 さて、社会が求める理想の小児科専門医はレベルの高い診療技能を持った小児科医、それでよいでしょうか。私たちはそう考えていません。高い診療技能を持ったうえで、常にこどもや保護者に対する深い愛情を注ぎながら心の通った診療が可能な豊かな人間性を持った医師を育てたいと思っています。また、大学病院に与えられた使命として、卒前、卒後の一貫した小児医療に関する教育、さらには国際的に活躍できるような研究遂行能力も身につけさせねばなりません。私たちの教室は、日々の診療に加え常に後進の育成を念頭に活動しています。高いレベルでかつ心のこもった小児医療提供を通して地域のこども達の健康を守りつつ、世界に羽ばたく次世代の小児科医育成に向けて努力してまいります。どうぞよろしくお願い致します。