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Home >  研究課題 >  胎児発育不全児の胎盤を用いたサイトメガロウイルス母子胎盤感染の後方視的研究

胎児発育不全児の胎盤を用いたサイトメガロウイルス母子胎盤感染の後方視的研究


1. 研究目的

この研究は、お母さんのおなかの中で赤ちゃんがうまく育たず小さく生まれてしまう(胎児発育不全児)ことの原因として、サイトメガロウイルス(CMV)の胎盤感染がどの程度影響しているのか明らかにすることを目的としています。胎児発育不全への先天性CMV感染の関与が明らかになれば、現在少しずつ浸透している先天性CMV感染予防のための取り組みを今後さらに進めて行くうえで、先天性CMV感染がお母さんと赤ちゃんにどれくらい大きな問題を起こしているか推計するための貴重なデータとなります。

2. 研究方法

藤田医科大学医学部、産婦人科で出産した胎児発育不全症の保存された胎盤と、対照群として非胎児発育不全症例(妊娠高血圧症候群、常位胎盤剥離、低値・前置胎盤など)の保存された胎盤を用い、それぞれCMVの免疫組織化学的染色(CMVがいるかどうか染色して明らかにする方法)を行い病理学的に解析します。
また、患者様の情報を電子カルテの記録を基に調べさせていただきますが、その内容は匿名化されて管理しています。得られた情報を解析し、その研究成果を学会や論文で発表することもありますが、個人を同定できる形での発表はありませんのでご安心ください。


※本研究の対象となられる方で、ご自身のデータの利用を除外してほしいと希望される方は、下記問い合わせまでご連絡ください。除外のお申し出により不利益を被ることは一切ありません。また、研究計画書及び研究の方法に関する資料を閲覧等、研究内容をより詳しく知りたい場合は担当者までご連絡ください。

3. 問い合わせ先

藤田医科大学 医学部 小児科学
研究担当者:船戸悠介
愛知県豊明市沓掛町田楽ヶ窪1-98
TEL:0562-93-9216
FAX:0562-95-2216
研究責任者:藤田医科大学医学部小児科 教授 吉川哲史
愛知県豊明市沓掛町田楽ヶ窪1-98
TEL:0562-93-9251(小児科医局)
FAX:0562-95-2216