外来診療

リウマチ・膠原病内科は、関節リウマチや全身性エリテマトーデスなどのリウマチ性疾患・膠原病を専門に診療する科です。当科の関連疾患の多くは全身のさまざまな臓器にわたって障害を来たしうるため、様々な角度から広い視野に立った総合的な判断を必要とします。 当科では、東海地区において長年に渡り多くのリウマチ・膠原病患者様を診療してまいりました実績がございます。
 
膠原病の中には難病として扱われているものも多くありますが、近年では医療の進歩により病状が進行する前に早期診断・早期治療が可能になってきました。当科でも強皮症の早期診断に有用なビデオキャピラロスコピーの導入や、関節リウマチの早期診断や病勢把握に有用な関節エコー・MRIなどによる画像診断を臨床に用いております。また、種々の免疫抑制剤治療や生物学的製剤、低分子化合物など、先進的な治療や世界標準的治療も実践しております。
 


 
当科は完全予約制です。誠に申し訳ありませんが、外来混雑を避けるため、紹介状のない患者様や当日飛び込みでの初診は基本的にご遠慮いただいております。当科受診をご希望される方は、地域連携室を通じて外来を予約されますようお願いいたします。
 


外来担当表
 

入院診療

責任病床30床で入院診療を行っております。主治医と指導医によるチーム体制で診療にあたり、週1回の全体カンファレンスで治療方針を決定しています。
 
 

当科で診療する主な疾患

関節リウマチ(RA)、悪性関節リウマチ、
全身性エリテマトーデス(SLE)、抗リン脂質抗体症候群、全身性強皮症(SSc)、
皮膚筋炎/多発性筋炎(PM/DM)、混合性結合組織病(MCTD)
シェーグレン症候群、分類不能型結合組織病(UCTD)
リウマチ性多発筋痛症(PMR)、RS3PE症候群
ベーチェット病、成人Still病、再発性多発軟骨炎
血管炎症候群
- 大動脈炎症候群(高安病)
- 巨細胞性動脈炎(側頭動脈炎)
- 結節性多発動脈炎
- 顕微鏡的多発動脈炎
- 多発血管炎性肉芽腫症(ウェゲナー肉芽腫症)
- 好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(チャーグストラウス症候群)
- クリオグロブリン血管炎
- Henoch-Schonlein紫斑病(IgA血管炎)
脊椎関節症
- 強直性脊椎炎
- 反応性関節炎
- 乾癬性関節炎
- 炎症性腸疾患に伴う関節炎