藤田保健衛生大学精神科

北島剛司講座教授就任ご挨拶

講座教授就任ご挨拶

北島剛司教授画像2025年10月1日付けで精神神経科学講座教授を拝命いたしました、北島剛司と申します。藤田医科大学医学部・精神神経科学講座は、本学が開学したのとほぼ同じ頃、初代の中澤恒幸教授が1972年3月に就任され、開講となりました。2022年に開講50周年を迎えましたが、その後、山内惟光教授、笠原嘉教授、尾崎紀夫教授、そして22年の長きにわたって務められた岩田仲生教授(現:藤田医科大学学長)が、歴代の講座教授として精神神経科学講座を率いてこられました。現在、当講座の同窓の先生方は、学内在籍中も含めると138名(2025年度現在)に及びます。このような歴史のある講座を講座教授として引き継がせて頂くことは、身に余る栄誉と考えております。

精神医学は近年、伝統的な既述中心の研究から、生理学、薬理学、そして遺伝学、分子生物学、画像解析など非常に幅広い手法を持つに至りました。藤田の精神神経科学講座の強みは、これらのアプローチほぼすべてを学内で持つことです。これまで私共の講座は、研究としては精神遺伝学を発展させ、数々の統合失調症・気分障害の感受性遺伝子及び副作用関連遺伝子の発見という成果を上げてきました。また、薬理においても、多くのエビデンスを蓄積し、統合失調症・うつ病などのガイドラインの作成に寄与してきています。睡眠障害においても、概日リズム睡眠・障害や概日リズムと精神疾患との関連について発信を続け、国内外の注目を集めています。今後は更に、精神・神経病態解明センターともタイアップしてJ-PEAKSも推し進め、そして臨床研究中核病院の取得に向けて取り組んでいきます。こうした研究活動を推し進めつつ、他方で、リエゾン、産業衛生、精神療法、児童などの専門性も持ちながら診療も行えているのが私共の講座です。依存症対策センターの開設、また睡眠障害センターの開設も進めています。日本において、更には世界においてナンバーワンの診療・研究を目指していきたいと考えています。

皆様のご支援・ご指導の程、宜しくお願い申し上げます。私たちは志を共にする若い先生方も募集しています。専門医研修に関心のある方は、是非一度見学にお越しください。