藤田保健衛生大学精神科

特殊診療について

精神科一般とは別に疾患にあわせた診療を実施しています。

リエゾン

精神科以外の診療科で治療や手術を受けている患者さんのこころの問題に対して,早期発見や予防もふくめて精神科医がケアしていくことをリエゾン精神医学といいます。
担当内藤教授   くわしくはこちら

睡眠外来

東海地区では数少ない精神科による睡眠外来です。ナルコレプシーなどの過眠症、レム睡眠行動障害、むずむず脚症候群や、精神疾患を伴う睡眠障害も含めてあらゆる睡眠障害の診療を行っています。概日リズム睡眠・覚醒障害については睡眠リズム調整のための入院治療も行っています。4名の日本睡眠学会認定医が担当し、また必要に応じて呼吸器内科、耳鼻咽喉科、歯科口腔外科などとも協力し、専門的な医療を提供しています。
水曜日、金曜日に診療を行っています。
担当 北島剛司、江﨑悠一、廣瀬真里奈、熊谷 怜子  
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ものわすれ外来(認知症疾患・老年専門外来)

痴呆性変性疾患(アルツハイマー病、瀰漫性レビー小体病、脳血管性認知症、進行性核上性麻痺等)の疾患を有する患者さんの、プライマリ領域からセカンドオピニオン含め専門領域までをカバーします。
担当 奥村武則 
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修正型通電療法〔無けいれん性通電療法〕

手術室にて麻酔科医による麻酔薬投与と筋弛緩剤を用い、けいれんが起きないよう管理しながら安全な通電療法を行っております。適応疾患であれば、通常、精神症状あるいは神経症候の劇的改善がみとめられます。 この治療は入院していただく必要があります。

適応症  大うつ病性障害、短期精神病性障害、統合失調症(特に、昏迷・亜昏迷状態、緊張病状態にあるもの。) パーキンソン症候群(精神症状を呈している症例、ON-OFF現象出現例、薬療法が困難な症例。)レビー小体型認知症(幻覚・妄想等痴呆周辺症状及びパーキンソン症状に対して。)、疼痛性障害 
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反復経頭蓋磁気刺激(repetitive Transcranial Magnetic Stimulation; rTMS)療法

専用機器で磁場を発生させ特定部位の神経細胞を繰り返し刺激して、うつ病による症状を改善させる治療です。抗うつ薬による治療を継続しながら、rTMS 療法を追加することが可能です。この治療は入院していただく必要があります。 適応症:大うつ病性障害
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心理療法

心と身体の悩みについて、誠実に受け止め、心の整理をお手伝いします。 当科へ通院される患者さまに対して、心理あるいは精神療法家がお一人お一人に 最も適した治療的アプローチを、十分な話し合いのもとに選択して参ります。 支持的心理療法、認知行動療法、精神分析的心理療法を中心としたアプローチをご提供しています。

作業療法

担当者 江崎幸生、佐々裕果作業療法士他 作業療法士・医師・看護師
*月曜日から木曜日 13;30-15;30 金曜日 9:30~11:30。週1回から参加できます。
*参加対象は当科にかかりつけの患者様です。
*見学・参加希望の方は、まずは当科の主治医・担当医に相談してください。
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