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小児アレルギーエデュケーター(PAE)とは?

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小児アレルギーエデュケーター(PAE)とは?

日本小児臨床アレルギー学会という専門学会が主催している医療スタッフ(看護師、薬剤師、管理栄養士など)の認定制度のことです。アレルギーに関する高度な専門知識と指導技術をもった医療スタッフの養成と、多職種協働でアレルギー疾患の治療を進めていくことを目的に2009年から開始され、2023年11月までに全国で607名が認定を受けています。小児科診療にかぎらず、スキンケア、吸入指導、などの患者教育に関わっています。
また、名古屋市の小学生ぜん息教室にはこのPAEが参加し、専門知識を生かして保健指導や個別の吸入指導にあたっています。

(日本小児臨床アレルギー学会ホームページより一部抜粋)

宇野浩生

薬剤師

<PAEの仕事紹介>
患者さんへの吸入指導、他施設医師・看護師・薬剤師への研修、自施設看護師への研修、学 校教員へのエピペン指導、名古屋市依頼の小学生ぜん息教室・未就学児おやこ教室などがあ ります。

<PAEを目指すきっかけ>
呼吸器病棟を長く担当し吸入指導に力を注いできましたが、小児病棟を兼務した際に、遠方 から新幹線を乗り継ぎ食物アレルギーの治療に入院してくる兄妹と仲良くなり、もっと役に立てるスキルを身に着けたいと思いました。

<PAEを目指す方へのメッセージ>
指導テクニックやコミュニケーションスキルが得られ、多職種協働でアレルギー教室の企画 を立てるなど連携も学べます。また全国のPAEとのネットワークがモチベーションとなりま す。