curriculum

藤田医科大学大学院 保健学研究科 臨床検査学領域
遺伝カウンセリング分野

  • 認定遺伝カウンセラー養成課程 概要

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※遺伝カウンセリングスタッフカンファレンス
  隔週水曜日18:00~20:00 
※夜間開講講座有り、長期履修(最大4年間)が可能


◆ 共通科目
医療従事者としての基礎的な知識を習得します。

◆ 専門科目
(1)専門科目
基礎人類遺伝学
人の疾患に関与した基礎的な遺伝学の知識を習得します。

遺伝医療と社会
医療思想、患者の権利、ELSIの概念、倫理ガイドラインなどを学ぶことで社会における遺伝医療の必要性と特殊性について理解を深めます。

遺伝カウンセリング
遺伝カウンセリングによる医療的支援を理解するために、スタッフカンファレンスに参加して実際の個々の事例について学びます。

遺伝カウンセリング特別研究
遺伝カウンセリングに関する具体的なテーマについて追究し、修士論文の作成をします。



(2)演習科目
基礎人類遺伝学演習
実習にて染色体・遺伝子検査の手法、技法を習得し、遺伝学的検査方法の妥当性について学びます。

遺伝カウンセリング演習
模擬事例に対するロールプレイで、傾聴・共感的な態度などの姿勢を身につけるとともに、遺伝問題の解決に向けて支援の仕方について学びます。

遺伝医療と倫理演習
遺伝医療と倫理に関しての概念を討論しながら学びます。

遺伝関連情報・情報検索方法演習
インターネットなどを利用した情報検索方法、文献検索ツールの利用方法、リスク計算ソフトウエアの使用方法などを習得します。
臨床遺伝学演習
遺伝カウンセリングの診療上必須となる様々な臨床的遺伝学的な評価スキルを習得します。


(3)実習科目
遺伝カウンセリング実習
当大学病院遺伝カウンセリング室、あいち小児保健医療総合センターなどでの現場に陪席することで、遺伝カウンセリングを実体験し、広い範囲の事例を倫理的かつ遺伝学的に学びます。

患者会や市町村の療育施設等の福祉プログラムへの参加


(4)学会・研修会等への参加
学会や研修会に積極的に参加することで、遺伝医学全般を学ぶとともに最新の知識を得る機会となります。年に2度ほどの学会参加の旅費が支援される制度があります。

養成課程設置の経緯
人材養成目標
認定遺伝カウンセラー養成課程の対象者
卒業後の進路