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「幹細胞」の秘めたちからを応用活用することで、難病を治したい

 私たちの身体は、約200種類の細胞が60兆個も集まって構成されています。これらの細胞一つ一つは、私たちが健康を維持できるよう、自分に与えられた役割を日々果たしています。近年の研究から、これらの細胞の起源がわかってきました。その細胞は「幹細胞」と呼ばれ、私たちの身体を再生する能力を秘めていると考えられています。つまり「幹細胞」は、病気や事故などでダメージを受けて、細胞が本来すべき役割を果たせなくなった時、代役を務める新しい細胞を生み出す能力を持っていると考えられています。そして現在、この「幹細胞」の再生能力を応用した夢の医療として「再生医療」が世界中で注目されています。「幹細胞」の研究が進歩し、「再生医療」が確立されれば、今まで治療が難しかった疾病にも対応できる可能性があり、次世代の医療として期待されています。私たち応用細胞再生医学講座では、「幹細胞」の持つ秘めた能力について研究を進めており、次世代の医療である「再生医療」の確立の一端を担うことで、社会貢献していきたいと考えています。


プロフィール

<名前>
赤松 浩彦
<経歴>
  • 1986年 3月     関西医科大学医学部卒業
  • 1986年 5月     関西医科大学医学部皮膚科学教室入局
  • 1989年11月~    ドイツベルリン自由大学 皮膚科学教室 研究員(留学)
  • 1992年 2月     関西医科大学医学部皮膚科学教室 助手
  • 1999年10月     関西医科大学医学部皮膚科学教室 講師
  • 2000年12月     藤田保健衛生大学医学部皮膚科学講座 講師
  • 2001年10月     藤田保健衛生大学医学部皮膚科学講座 准教授
  • 2008年 4月     藤田保健衛生大学医学部応用細胞再生医学講座 教授
  • 2018年10月~現在  藤田医科大学(大学名変更)医学部応用細胞再生医学講座 教授