アレルギー情報ステーション
Q&A

乳アレルギーの治療法、誘発される湿疹、アナフィラキシーについて

質問:

保育園児

乳アレルギーとして、毎年病院で血液検査をし、完全除去の指導を受けています。乳が入ってるものを買わなかったり、焼き肉などでも乳入ってるものと一緒に焼かないため頼まない、など徹底はしているつもりです。ただ間接的なものに関しては徹底していません。同じ製造レーンで作られたものでも直接乳が入っていなければあげたりしてます(これで何か症状が出たとかはありません)。本当は間接的についてるかもしれないものを食べさせるのはやめたほうがいいのでしょうか?夏や湿気が多いときなど特に湿疹など出やすくもしかしてそれが関係している?と不安です。
また去年、保育園での誤配膳がありアナフィラキシーで救急搬送されています。治らなかった場合、アナフィラキシーが出た為治りにくいとか関係することはあるんでしょうか?

回答:

食物アレルギーのガイドラインで示されているように、対応は「必要最低限の除去」(=食べられるものは食べていくこと)が重要です、間接的なものに関しては、症状が出ていないのであれば、現在食べている範囲の中で食べていくとよいでしょう。
皮膚の状態と食物アレルギーには関連があります。肌の状態が悪い時に食べると皮膚症状は出やすくなりますのでスキンケアは基本的に継続して行ってください。
一度アナフィラキシーが起きたことと、治りにくさには関連しないと考えてよいでしょう。
食物アレルギーのことに関しては以下のホームページで正しい知識を身につけることができます。是非ご覧下さい(アレルギーポータル https://allergyportal.jp/)。

  • 投稿日: