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  藤田記念七栗研究所
Last updated at April 7, 2016 / Since April 20, 2007.
 
紹介
 
藤田記念七栗研究所は,故・藤田啓介総長を塾頭として1973年に開設された生薬研究塾の歴史を受け継ぐ研究所です.豊かな自然に囲まれたこの七栗の地で,故・藤田総長とともに,のべ約800名の学生・研究者が研究に取り組んできました.

この流れを汲むユリ科植物キダチアロエおよびニンニクの成分解析とそれらの薬効の解明,機能性食品の研究は現在も活発に続けられています.

2004年に藤田記念七栗研究所と改組されてからは,七栗校地全体の発展を支える役割も加わりました.採血や動物実験による脳卒中リハビリテーション訓練効果の検証,緩和ケアとサイトカインとの関係,栄養と吸収などの研究が始まり,科学研究費補助金も複数得ています.

2007年度からは生化学研究部門に加えリハビリテーション研究部門が新設され,さらなる発展が期待されています.

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  七栗校地(七栗記念病院,藤田記念七栗研究所)


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  富田豊教授 定年退職記念撮影(2015年1月20日)


 
理念
 
藤田記念七栗研究所は同一敷地内の七栗記念病院との意見交換が容易である利点を活かし,臨床に密着した研究を展開します.七栗研究所が医学・健康増進に貢献することおよび,七栗記念病院が研究も活発に行う病院として評価されることを目的としています.

 
基本方針
 
七栗記念病院の臨床に関連した研究を行います.

具体的には,七栗記念病院の得意分野であるリハビリテーション・栄養サポート・緩和ケア・老年医学に着目し,さらに,健康増進のための食品機能研究を進めます.

既存の機器設備・技術にこだわらず,治療選択にエビデンスを与えるような基礎研究,患者検体の解析,基礎研究成果を臨床に用いるなど,多角的な基礎・臨床研究を行います.

七栗研究所と七栗記念病院とは,一方が他方の手伝いをするのではなく両者が得意とする部分を提供し合い,連携します.