診療案内

 

1, 神経内科とは


脳神経内科では、ふるえ、動きのわるさ、麻痺、筋肉のやせ、頭痛、めまい、物忘れ、しびれ、痛み、けいれんなど、神経系の病変に伴うとても多彩な症状を診察します。担当する疾患は、神経変性疾患(パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、脊髄小脳変性症、等)、脳卒中、髄膜脳炎、頭痛、てんかん、多発性硬化症、認知症、筋疾患、重症筋無力症など多岐に渡っています。まだまだ解決すべき課題も多いのですが、21世紀に入り、それまで難攻不落と思われた神経難病の原因が続々と解明され、画期的な治療方法も次々に開発されています。脳卒中や神経免疫疾患の治療法の進歩にも目覚ましいものがあります。私どもは、関連する診療科やメディカルスタッフの協力の下、全国でもトップクラスに多い種類の脳神経内科疾患を診療している実績を活かし、最善で、最新の医療をお一人お一人の患者さんに届けられるように努力を重ねています。


2, 本科で診療実績のある主な疾患例


脳血管障害、認知症、パーキンソン病および類縁疾患、脊髄小脳変性症、多系統萎縮症、多発性硬化症、慢性脱髄性多発根神経炎、脳脊髄根末梢神経炎(EMRN)、ギラン・バレー症候群、重症筋無力症、多発性筋炎、脳炎、髄膜炎並びに、頭痛(片頭痛、緊張型頭痛など)、てんかんなど機能性疾患にも対応しています。

 

3,診療に当たり知っておいていただきたいこと


 すでに他の医療機関を受診されている患者様で、当院への受診を希望される場合は、必ず受診中の担当医の診療情報提供書と、これまでに施行された画像資料(フィルム、CD-ROM)、検査結果のコピーを御持参頂くと、スムーズに検査や治療を進めることができます。受診中の医療機関を介して地域医療連携室にお申し込み下さい。
 神経のシステムの病気は、しばしば診断が難しく、診察に1時間以上を要したり、MRIやSPECT (脳血流の検査)、血液・脳脊髄液検査、脳波、筋電図や末梢神経伝導検査などを数日間にわたり集中的に行わなければならない場合があります。このような場合、検査のための短期間の入院をお勧めすることがあります。?
 心の病気を扱う科ではありません。ストレスや心配事が原因で、眠れなくなったり、動悸などの身体症状を生じたり、気持ちが落ち込んだりする症状については、診断の手助けはできますが、カウンセリングや専門的な投薬などの治療を行うことは致しません。このような症状の方は、当院もしくは近隣の精神・神経科、心療内科などに御紹介いたします。

 

4,外来医師担当表


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