リハビリテーション専門病院のリハビリテーション医

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 午前 午後(総論) ある午後

七栗の朝は8:45からの看護師の申し送りから始まります。回復期病棟では看護師の朝の申し送りに、PT、OT、ST、医師も参加し、患者の健康状態の把握、問題点、今後につき意見交換を行います。医師一人当たり平均23人前後の患者を受け持つため、普段把握しきれていないこと、自分では気付かず実はスタッフが不安に思っていること、などを知る良い機会で、その場で解決していきます。

申し送りが終わり、問題にあがった患者、他病棟(回復期以外)の回診に出かけます。高齢者を20人程受け持っているため、併存症を有する者も多く、常に誰かは内科的治療を要し、ばたばたしています。さらに専門的治療が必要な場合には内科・外科へコンサルトします。

足早に訓練室前を通り過ぎようと思いますが、それでも気づくとつい担当患者の訓練進行状況の把握や装具のチェックなどをしてしまいます。

そうこうするうちに、ピーピーピー、ポケベルが鳴ります。新入院患者の到着です。診察して、必要な検査、訓練のオーダーをします。特に、筋電図、嚥下機能検査、膀胱機能検査はリハ医が直接行う検査です。また、ご家族との予後、退院先などの大まかな話し合いをしておきます。

食堂を通る際、患者の摂食状態を把握し、時には嚥下障害患者の食事介助も行います。

あっという間に午前中は過ぎます。

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2002.8.19 Shigeru S (9.9 modified)