脳腫瘍に合併するてんかんに対する後方視的研究

本研究は藤田医科大学の医学研究倫理審査委員会で審査され、学長の許可を得て実施しています。

研究の対象

2008年1月~藤田医科大学病院にて手術を行った脳腫瘍患者さん

研究目的・方法・研究期間

本研究では、脳腫瘍患者さんに対し、患者背景、身体所見、頭蓋内電極を含めた脳波所見、MRI 所見、病理所見、分子生物学的情報(IDH 遺伝子など、既に別の臨床研究で承認されておりその際に得られている遺伝子解析結果を用いる)、生命予後、発作予後、機能予後などを調査し、どのような症例でてんかんが難治に経過しやすいのかを後方視的に検証し、特に脳腫瘍に合併するてんかんに対する治療の最適化に貢献することを目的とする。方法は画像検査、身体所見、病理所見、分子生物学的情報、頭蓋内電極を含む脳波データ、発作予後、生命予後などを手術記事およびカルテより得られた情報を後ろ向きに評価し、研究期間は倫理審査委員会承認日〜2028年03月31日とする。

研究期間:倫理審査委員会承認日〜2028年3月31日

研究に用いる試料・情報の種類

試料や情報の種類:カルテ、画像検査、病理組織、分子生物学的情報、予後など

外部への試料・情報の提供

外部への試料・情報の提供は行わない。

研究組織

本学の研究責任者:
藤田医科大学 脳神経外科学講座 主任教授 廣瀬 雄一

本研究実施に係る利益相反

本研究に関する資金は、本学内の研究助成金を用いて行い、その他団体等からの資金提供はありません。また研究に関する薬剤・機器・人員・その他の提供もありません。その他本研究に関して開示すべき利益相反関係はありません。

除外の申出・お問い合わせ先

試料・情報が本研究に用いられることについて研究の対象となる方もしくはその代諾者の方にご了承いただけない場合には、研究対象から除外させていただきます。下記の連絡先までお申し出ください。その場合でも、お申し出により、研究の対象となる方その他に不利益が生じることはありません。
本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。
また、ご希望があれば他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。

照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先

藤田医科大学 脳神経外科講座
担当者:中江 俊介、公文 将備
愛知県豊明市沓掛町田楽ケ窪1-98
電話:0562-93-9253
Email:neuron3@fujita-hu.ac.jp