藤田医科大学 整形外科

Recruitment
募集について
- 研修医・学生の方へ

研修医・学生の方へ

整形外科専門研修プログラムについての説明や
先輩医師からのメッセージなどを紹介しています

整形外科専門研修プログラムについて

整形外科を専門としていく医師には、専攻医の4年間で臨床と研究の基盤を作ることが求められます。藤田医科大学には、定員6名の「藤田医科大学整形外科専門研修プログラム」と定員4名の「藤田医科大学岡崎医療センター整形外科専門研修プログラム」があります。前者はⅠ型研修プログラム群、後者はⅡ型研修プログラム群と言われ、それぞれはリサーチマインド研修基幹施設中心群、高度診療実績保有基幹施設群と設定されていますが、当科としてはそれぞれの特徴を生かしつつも、ほとんど垣根なく取り扱っています。

専攻医研修施設には藤田医科大学病院(豊明市、1435床)、ばんたね病院(名古屋市、370床)、岡崎医療センター(岡崎市、400床)があり、基本的にはこれら3病院でまず2年間の研修を行います。脊椎、股関節、膝・下肢、手・上肢、腫瘍の主要グループをローテートし、基本的診察、検査法、治療方法、手術手技など各専門分野の診断・治療について、効率的に学べる体制を作っています。藤田医科大学病院では脊椎・脊髄科と救急科とも連携しており、難易度の高い脊椎疾患や骨盤骨折を含む多発外傷なども学ぶことが出来ます。三つの病院に共通していることは、症例が豊富であり、アットホームな雰囲気で、教育熱心な先輩医師がたくさん在籍していることです。3年目からは、静岡、関東、関西を中心とした基幹病院に1年間または2年間出向します。2年間の大学関連病院の研修だけでは症例に偏りがあるため、この出向は一般整形疾患、外傷症例、スポーツ症例に数多く触れることが主な目的となります。数多くの施設で様々な治療を学ぶことは、必然的に診療の引き出しが増えることに繋がるため、臨床医としてのしっかりした土台作りには欠かせないと考えています。

希望があればいつからでも博士号取得に向けての学位研究が開始出来ます。藤田医科大学では社会人大学院生制度があり、出向中であっても、学位研究を継続する事が可能です。大学病院勤務においては一般的に給料面で市中病院よりも劣りますが、その分、我々の同門を中心とした協力病院での外勤という形でサポートしています。社会人大学院においても年間約80万円の学費がかかりますが、その期間は学費を補えるよう、優先的に報酬の良い外勤先を斡旋しています。プログラム終了後は専門領域を決めて頂き、各臨床班に配属し、国内留学や海外留学などニーズに応じた育成スキームを多彩に準備しています。

藤田医科大学整形外科は女性医師の入局が多いことで有名ですが、これまでにも多様な医師モデルに対応してきており、病院としても充実したサポートシステムがありますので、是非女性医師にも我々のプログラムに興味を持って頂けることを期待しております。

我々の選りすぐりの専門研修プログラムの応募を是非お待ちしております。

先輩からのメッセージ


2022年度版プロモーションムービー

佐藤 広崇 助手(1年目)

2023年度、藤田医科大学整形外科の専門研修プログラムを専攻させていただいております、佐藤広崇と申します。私は、自身が交通外傷で運動機能障害がある状態を経験したことで、それを改善する整形外科医という仕事に興味をもち、志すこととなりました。また、初期研修をさせていただいた病院で股関節や膝の慢性的な痛みに悩んでいた方が諸先生方の手術や注射等の治療により晴れやかな顔で外来にこられている姿をみてよりなりたいと思うようになりました。そして、後期研修先として藤田医科大学整形外科学講座に入局させていただきました。当院を選んだ理由としては、整形外科は上肢、下肢、脊椎など様々な領域を学ばなければなりませんが、当院整形外科は股関節、上肢、下肢、脊椎、腫瘍といくつかの班に分かれており、後期研修ではまず一定期間ごとに各班に所属し症例を経験できるため、要領の悪い私にはとても魅力的でした。入局してまだまもないですが、手術、初診外来等経験させていただき、対応に苦慮する場面では、各班の先生方が気軽に相談にのってくださり、充実した日々を過ごしております。もし、整形外科にご興味のある方は是非一度見学に来ていただけると嬉しいです。心よりお待ちしております。

今井 貴哉

今井 貴哉 助教(4年目)

先輩医師が親身になって教育をしてくださる後期研修病院。それが当院整形外科の魅力であると思います。
2020年度、藤田医科大学整形外科医局、入局者は私一人、整形外科医の一歩を踏み出せたことの期待と同期がいないということの不安を感じていました。
実際4月から新生活が始まり、初期研修とは違った責任感、重圧は感じつつも、その中で臨床の面白さを感じているのは一番下である自分のこと気にかけてくださる教授、しっかり教育してくださる各専門分野の先生方、気軽に相談することができる若手の先生方がいらっしゃるおかげであります。 大学病院では脊椎、上肢、下肢、股関節、腫瘍、外傷の各班をまわり、社会人大学院という選択肢もあります。また、外病院へ研修へ行く期間もあり、様々な学び方ができることも魅力の一つでもあります。
文章ではすべてを伝えることができませんので、一度見学に来ていただけると嬉しいです。


手術に参加する今井先生

伊藤 慶

伊藤 慶 助教(プログラム終了)

高校を卒業し、藤田医科大学に入学しました。大学時代は後輩・先輩にも恵まれ、とても充実し楽しい大学生活を送りました。部活は軽音楽部に入り、パートはボーカルをしておりました。軽音楽部は他大学との交流が盛んで、多くの友人ができました。学生時代、整形外科には特に関心がなかったのですが、二年間研修させて頂いた病院で整形外科の魅力に気が付きました。研修先の病院は3次救急病院でしたので、当直中に数多くの外傷症例を経験させて頂きました。おのずと外傷に対する興味を持ち始め、私がERで担当した患者様がその後どのような治療をされ、どのように回復していっているのか、カルテを見たり、病室を訪れるようになりました。その中でも整形外科に入院された患者様は、骨折が治ったり、動かなかった指や腕が動くようになったりと、患者側・医師側の両方に治療効果が分かりやすいと感じました。患者様の笑顔や満足できる治療が出来た時の達成感などにもとても魅力に感じ、整形外科を志すことを決めました。
私が藤田医科大学整形外科に入った理由は、大学病院であるにも関わらず外傷の症例が多いことや、各班のスペシャリストにご教授頂けると考えたからです。
現在は、主に外傷の症例を中心に多くの手術症例を経験させて頂き、日々充実した毎日を過ごしております。

【悩んでいる研修医の先生方へ】
私も感じたことですが、整形外科の魅力はERでの対応だけでは伝わりにくいと思います。是非一度見学や研修に来て下さい。多くの魅力に気が付けると思います。お待ちしております。

浦屋 有紀 助教(プログラム終了)

私は2017年に本学を卒業後、出身地にある愛媛大学医学部附属病院で2年間研修を行い2019年本学整形外科に入局致しました。入局先として地元を離れ、本学を選んだ理由としては一つに医局員の女性の多さにありました。整形外科は圧倒的に女性医師の数が少ない環境です。そんな中で本医局のように第一線で働く女性医師が多くいらっしゃるという環境は、当時悩んでいた私にとって非常に魅力的に思えました。
実際入局後は女性だからといって不利になるような場面はなく、しいて言えば腕力不足の一点のみです。(筋トレ中です。)また、腕力に限らず困ったときは先輩方が相談にのってくださり、非常に楽しく充実した後期研修をさせていただいております。
整形外科に興味のある研修医の先生にも女性だからといって諦めずにチャレンジするにはとても良い環境にあるように感じております。悩まれる女性医師の方、お待ちしております!

募集についてのお問い合わせ

藤田医科大学病院

担当:黒岩 宇
電話:(0562)93-2169(医局)
Emailアドレス:orthop@fujita-hu.ac.jp

ばんたね病院

担当:加藤 慎一
電話:(0523)23-5650(医局)
Emailアドレス:shkato@fujita-hu.ac.jp

研修医の概要や募集要項などは、 藤田医科大学病院 臨床研修センターサイトにて詳細をご確認ください。