藤田医科大学 整形外科

Special 特集

女性医師の活躍

藤田医科大学整形外科では女性医師が多く活躍しています。

女性医師が活躍しています

筆頭である早川先生のインタビューを始め、藤田医科整形外科で活躍する女性医師スタッフをご紹介します。

指導者インタビュー

女性医師として働くということ。

藤田医科大学 整形外科 早川 和恵先生

平成元年 入局。
専門は、膝、足疾患、リウマチ疾患、下肢外傷。
整形外科医として活躍する一方、
4人の子供を育ててきた母親でもある早川先生。
整形外科医として結婚・出産・育児と
どう向き合ってきたのかを率直にお伺いした。

整形外科を選んだ理由を教えてください。

私は、医学部3年生の時に整形外科医師を目指すと自らの意志で決めました。手技を用いた分野に惹かれていたため、早く多くの手術件数に対応できる術者になりたい一心でした。整形外科は内科系と違い卒業時のスタートラインが他大学医師と同じだと予想したこと、臓器が大きいため術野を助手と共有しながら手術ができること、そして外科よりも術後管理の見通しが立てやすく、並行して複数の症例に対応できると考えたからです。

整形外科の中でも膝関節外科、特に人工関節全置換を多数執刀されています。女性としてdisadvantageを感じることは有りますか?手術中に心がけられていることはありますか?

整形外科医として、女性であることが不利だと感じたことはありません。人工膝関節全置換術では工具を使用しますが力は要りませんし、手術中、執刀医師として神経を使うことがあっても、体力的には助手より楽だと感じます。手術に集中すると同時に術後の見立てを行い、患者様にとって最善の治療を施せるよう心がけています。

整形外科医師として女性だからできることや、わかることはありますか?

あまり女子力が高いタイプではないので特筆することか分かりませんが、患者様や家族と頻繁に会話をして寄り添い、悩みや変化に応えて信頼関係を築けるよう常に意識しています。整形外科の治療や手術は一時的であるにせよ、外見や機能の変化に不安を伴う場合があります。患者様とその背景に気持ちを馳せて支援することを心がけています。

仕事と家庭の両立を経験してみて当時つらかったことで、今になっていい経験だったと感じることはありますか?

振り返ってみると、妊婦として長時間起立したままの手術はきつかったです。また子どもが幼かった時は朝の支度、学校行事との兼ね合い、帰宅時刻など制約が多く勤務との両立は大変でした。子育ての経験は今、効率的な時間の割り振りや優先順位の決定、多角的かつ迅速な判断などに活かされていると感じます。今後、同じ立場になられる女性医師の方々の手助けができると思います。

産休育休を取得する際の周りの反応はどうでしたか?

妊娠が判明した際に整形外科医局は、透視を浴びない業務への変更、産後1年間まで当直免除を考慮してくれました。仕事と育児を両立できたのは、医局の柔軟な対応と配慮のおかげです。
制度上は産前6週から産後8週間休めますが、私は自身の判断で出産10日前まで手術室にいて、産後6週で復帰し育休もとりませんでした。今思えば長い医師人生のわずかな期間です。これから経験される女性医師の方々には、産休育休制度を利用してほしいです。

仕事のポリシーを教えてください。

患者様の現状をより良くし、ひとりでも多くの患者さんから「藤田に来てよかった。先生に診てもらってよかった」という言葉を頂けるよう尽力することです。

先生の今後の目標などあれば教えてもらえますか?

当科で30年以上一途に働き、信頼を得られるよう努力してきました。この経験をもとに後輩の先生方を育て、膝班を牽引し、当医局の発展に尽くしたいと思います。
私は日本整形外科学会の男女共同参画・働き方改革委員会の委員を務めています。委員会を通じて医局の女性医師勧誘・職場環境に有効な働きかたの改善策を模索していきたいです。

整形外科への選択に悩まれている女性医師にアドバイス。

整形外科は女性医師にお勧めです。扱う分野が広く(脊椎、上肢、下肢、腫瘍、小児)、手技も多岐にわたり、内科的治療(骨粗鬆症や関節リウマチ治療など)にも関われるなど、多くの選択肢の中から自分に向いている専門分野を選べます。一般的に整形外科は男性医師数が多いため、さっぱりした雰囲気で働きやすい環境です。
当科は男性医師と女性医師が助け合うオープンマインドの雰囲気が根付いており、女性医師が多いです。実際それは数値にも現れており、日本の整形外科医師における女性の割合が5.7%に対し、当医局8.0%、目下当大学勤務女性医師は21.7%です。
整形外科医を迷われている女性医師のかたは是非当科にお立ち寄り下さい。きっと新鮮な気付きを得て頂けると思います。

女性スタッフ紹介

藤田医科大学 整形外科で活躍する女性医師を紹介します

早川 和恵(Kazue Hayakawa) 准教授

藤田保健衛生大学1989年卒業。
【専門】膝関節、関節リウマチ、下肢外傷

山田 光子(Mitsuko Yamada)准教授

肩関節疾患、肩関節鏡視下手術(腱板損傷、五十肩、脱臼、人工肩関節など)
手外科、上肢外傷

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志津 香苗(Kanae Shizu) 講師

藤田保健衛生大学1994年卒業。
【専門】上肢

木村 稚佳子(Chikako Kimura) 講師

金沢医科大学2010年卒業。
【専門】股関節、下肢外傷

蜂谷 紅(Kurenai Hachiya) 助手

藤田保健衛生大学2016年卒業。
【専門】整形全般

後輩へのメッセージ

浦屋 有紀(Yuki Uraya) 助手

藤田保健衛生大学2017年卒業。
【専門】整形全般

後輩へのメッセージ