主任教授挨拶
greeting

このたび、藤田医科大学医学部
耳鼻咽喉科・頭頸部外科学講座の第5代主任教授として着任いたしました。歴代教授をはじめ、多くの教室員の先生方が築いてこられた診療・教育・研究の伝統を受け継ぎ、さらに発展させていくことが、私の役割であると考えています。地域医療から世界水準の医療まで幅広く担いながら、診療・研究・教育が互いに高め合い、次世代の人材と新しい医療を生み出す教室を目指します。
耳鼻咽喉科・頭頸部外科は、聴覚、嗅覚、音声、嚥下、呼吸など、人が生活していくうえで重要な機能を扱うとともに、頭頸部癌をはじめ生命に関わる疾患の治療も担う診療科です。大学病院として幅広い疾患に対応しながら、それぞれの専門領域で質の高い医療を提供し、ロボット支援手術や内視鏡手術などの先進的な治療をさらに発展させ、機能温存と低侵襲化を重視した医療を推進していきます。
研究では、臨床現場で生じた疑問や課題を研究につなげ、その成果を再び患者さんの診療へ還元することを大切にします。これまで進めてきたAIを活用した機能評価や医療機器開発、産学連携などをさらに発展させ、藤田から新しい診断法・治療法を生み出し、国内外へ発信していきたいと考えています。
こうした診療や研究を将来につないでいくためには、次の世代を育てることも重要です。学生や若手医師が幅広い臨床経験を積み、それぞれの専門性を伸ばすとともに、研究や海外での活動にも挑戦できる環境を整えていきます。また、関連病院や地域の医療機関との連携をさらに深め、大学と地域がともに人を育て、医療の質を高めていく体制を築いていきます。
教室の中心にあるのは「人」です。一人ひとりの強みや多様なキャリアを尊重し、それぞれが力を発揮し、新しいことに挑戦できる教室にしたいと考えています。教室員一人ひとりが成長し、それぞれの挑戦が教室の力となり、よりよい医療へとつながっていく。そのような持続的に発展する耳鼻咽喉科・頭頸部外科学講座を、教室員、関連病院の先生方、医療スタッフの皆様とともにつくっていきたいと考えています。
今後とも、藤田医科大学 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学講座をどうぞよろしくお願い申し上げます。
藤田医科大学医学部 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学講座
主任教授 児嶋 剛