藤田医科大学 耳鼻咽喉科・頭頸部外科

耳鼻咽喉科専門医への道
How to become a Otolaryngologist

耳鼻咽喉科専門医への道

1.初期臨床研修

ステップ1:耳鼻咽喉・頭頸部外科領域の知識と診察の仕方の習得
 基幹施設である藤田医科大学病院では年間の外来受診総患者数は約25000名、入院延べ患者数は13500人、ベッド数は38床と国内有数の症例数を経験することが出来ます。耳、鼻、咽喉頭、頸部と幅広く、一般的なものから希少な疾患、小児から高齢者、炎症から悪性腫瘍までと多くの症例を診察する機会があります。これらの経験は将来どの科を選択されても役立つことと思われます。

ステップ2:耳鼻咽喉・頭頸部外科領域の外科的手技の習得
基本的な診療技術を習得していただくことを目標としています。手術日は週2回ある全身麻酔用の枠と週1回ある局所麻酔用の枠があります。手術日にはできるだけ多くの手術を経験していただき外科的技術を習得していただき、術後管理、術後処置についても上級医による適切な指導のもと習得していただきます。また、耳鼻咽喉科・頭頸部外科の救急対応についても学んでいただきます。代表的なものとしては鼻出血止血法や扁桃周囲膿瘍切開排膿、魚骨等による咽頭異物摘出、気管切開術などがあります。

ステップ3:専門性の高い疾患について
耳鼻咽喉科・頭頸部外科は取り扱う疾患が多岐に及ぶため、各領域を専門とする上級医により指導が行われます。

カンファレンス

2.後期臨床研修

【プログラムの目的】

耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の疾患は小児から高齢者まで幅広い年齢層が対象で、外科的治療のみならず内科的治療も必要とし、幅広い知識と医療技術の習得が求められています。当院耳鼻咽喉科専門研修プログラムでは、耳、鼻・副鼻腔、口腔・咽頭、喉頭、頭頸部の全ての領域において幅広い臨床能力を習得し、「国民に良質で安全な標準的医療を提供できる」専門医を育成することを目標とします。また、診療技能のみならず、学会発表や論文作成を通じ、科学者としての能力を習得することも目標とします

【プログラムの特徴】

全国でも有数のベッド数と患者数である藤田医科大学病院と連携施設において、専門医として必要な耳鼻咽喉科疾患の経験と知識および最新で高度な診療技術の習得が可能です。熱意をもった各分野の指導医が社会に貢献できる耳鼻咽喉科医師となるよう教育、指導いたします。

手術

【専門研修基幹施設】 藤田医科大学病院(年間手術1220件)
【関連研修連携施設】 藤田医科大学ばんたね病院(年間手術 475件)
大同病院(年間手術 457件)
知多厚生病院(年間手術59件)
天理よろづ相談所病院(年間手術 1016件)
可児とうのう病院(年間手術 19件)
豊橋医療センター(年間手術 49件)
ヨナハ総合病院(年間手術 208件)
中津川市民病院(年間手術 96件)
名鉄病院(年間手術 26件)

【研修コース例】

研修の進捗に合わせて随時変更可能

手術

手術

問い合わせ先および提出先

〒470-1192 愛知県豊明市沓掛町田楽ヶ窪1-98
藤田医科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科学講座 担当:加藤久幸
E-mail: katoq★fujita-hu.ac.jp ※★を@に変更してください
電話: 0562-93-9291 FAX: 0562-93-1825