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2026年度


【医学部】選択制臨床実習

医学部6年生 村野夏海さん
研修先:シンガポール国立大学(シンガポール)(4週間)

 シンガポール国立大学病院(NUH)にて1カ月間、前半2週間を精神科、後半2週間を救急科で臨床実習をさせていただきました。精神科では、多民族・多宗教国家であるシンガポールならではの視点に触れる機会が多くありました。同じ疾患であっても、患者の出身国に根付いた文化や宗教観によって症状の捉え方や受診に至る背景が異なり、そうした多様な価値観を理解した上で診療にあたる姿勢の重要性を学びました。救急科では、病院間で患者情報が統合されたシステムが整備されており、搬送前の段階から既往歴や検査結果を確認できるなど、テクノロジーを活用した効率的な医療体制を経験しました。このように日本の医療との違いを肌で感じる中で、互いの医療制度が持つ優れた点にも気づくことができ、多角的な視点から医療を捉え直す貴重な機会となりました。このような経験をさせていただいた皆様に、心より感謝申し上げます。

大学キャンパスにて撮影

実習中の病院で撮影

医学部6年生 高井 貫太さん
研修先:国立台湾大学(台湾)(4週間)

実習中の様子(写真右)

 私は国立台湾大学で腫瘍内科と脳神経外科を2週間ずつ回り、現地の学生とともに臨床実習に参加しました。
 腫瘍内科では、検査見学や講義、カンファレンスへの参加に加え、担当患者の身体診察や英語でのカルテ記載、指導医へのプレゼンテーションなど、非常に実践的な内容に取り組みました。出国前には、先生方のご指導のもと、同級生と英会話や英語での身体診察、プレゼンテーションの練習を重ねましたが、現地では思うように言葉が出てこず、苦労する場面もたくさんありました。しかし、台湾大学の先生方や学生に温かくサポートしていただき、徐々に自信を持って発言できるようになりました。また、現地学生たちの知識の深さや医学に対する貪欲な姿勢にも大きな刺激を受けました。
 脳神経外科では、高度な手術の数々を見学させていただいたほか、京都大学、ソウル大学、国立台湾大学による三大学合同の国際交流学会にも参加する機会をいただきました。医学の発展における国際交流の重要性や、英語で医学を学ぶ意義を改めて実感しました。
 実習以外にも、先生方や学生、他大学からの留学生と食事をしたり、休日には台南や台中を訪れたりするなど、台湾の文化や人々との交流を楽しむことができました。以前本学に留学していた台湾の学生と現地で再会できたことも非常に印象に残っています。
 今回の留学を通して、医学的な知識だけでなく、新しい環境に挑戦することの大切さや、多様な価値観に触れることの意義を学びました。このような貴重な機会を与えてくださった先生方、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

現地の友人との一枚

現地でのプレゼンテーション発表の様子