藤田医科大学 医学部
微生物学講座・感染症科

Department of Microbiology / Department of Infectious Diseases,
Fujita Health University School of Medicine

病原因子

			
			
			

バルトネラ属細菌による血管増生の分子メカニズムを探る

 ヒトに感染症を起こすバルトネラ属細菌としては、猫ひっかき病の原因菌として有名なバルトネラ・ヘンセレ(Bartonella henselae)の他、塹壕熱の原因となるバルトネラ・クインターナ(B. quintana)、カリオン病の原因となるバルトネラ・バシリフォルミス(B. bacilliformis)などが知られていますが、いずれもヒトに感染すると血管を増生させるという他の細菌には見られない性質を持っています。これらバルトネラ属の細菌は、血管の内皮細胞に直接作用して細胞増殖を促進させる物質を産生していると考えられていますが、そうした物質はまだ発見されていません。私たちの研究室では、このバルトネラ属細菌由来の血管増生因子を特定し、機能や構造を分子レベルで明らかにするとともに、これをターゲットとする新たな診断薬や治療薬の開発に繋げることを目的としています。

バルトネラ感染細胞

ヒト臍帯静脈内皮細胞にB. henselaeを感染させると、非感染細胞(左)に比べて菌を感染した細胞(右)では細胞増殖が促進され、細胞数が増加している様子が確認される。

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