藤田医科大学 国際再生医療センター

スタッフ紹介
Staff introduction

副センター長

准教授 渡邉 毅一

准教授 渡邉 毅一
神経変性疾患などの脳神経系の疾患の多くは根本的な治療方法が確立されていません。これまで、神経発生学、近年は神経科学の基礎的な研究に従事する一方で、神経発生学の知見を応用して多能性幹細胞から選択的に脳神経細胞に分化誘導する方法を開発し、細胞移植治療などの端緒となる研究も行いました。今後は、神経科学の知見を再生医学の分野に融合し、脳の理解をより深めることで臨床応用につながるような基盤研究をすすめていきたいと思います。

TR研究部

スタッフ紹介

教授 三原 圭一朗

教授 三原 圭一朗
私は広島大学・原医研、国立がんセンター研究所、St Jude小児研究病院で臨床・研究を行ってきました。骨髄腫・リンパ腫などの診療の傍ら、2000年ころから始めたCARの開発研究が私のメインテーマです。ここにはCPCがあり、CAR-T療法を基礎から臨床にというコンセプトがあります。作成したCAR-Tが複数存在し、一部はマウスでの有効性も確認しており、近い将来、新規CAR-T療法を発信したいと考えております。

講師 黒澤 仁

講師 黒澤 仁
私のこれまでヒト抗体取得技術を通じて産業化に耐えうる成果物を目指した開発 型研究を通じ、がんに対するヒト抗体技術を用いた研究、ヒト抗体ファージディスプレイ法の応用技術の開発研究、がん治療用、診断用抗体開発研究、その他の研究を遂行してまいりました。これらの技術を通じて本センター業務に貢献してまいります。

講師 大島 信子

講師 大島 信子
これまで血中B細胞から多数のファージ抗体ライブラリーを作製し、目的抗原に対する網羅的な抗体単離とその解析を行っておりました。その経験を役立てつつ、今後の研究が臨床現場に繋がるよう進めていきたいと思います。

助教 伊庭 善孝

助教 伊庭 善孝
CAR-T細胞療法は有望ながんの治療法の一つとして期待されている。CAR-T研究の第一人者である同研究室の三原圭一朗教授の下、CAR-T細胞療法による画期的ながんの治療法の開発を目指して研究を行っている。

講師(兼務:医学部 解剖学Ⅰ) 佐藤 貴彦

講師(兼務:医学部 解剖学Ⅰ) 佐藤 貴彦
現在まで筋発生・再生の源となる組織幹細胞を用いた基礎研究を行い、筋幹細胞の試験管培養技術の確立を目指してきました。本センターでは、ヒト筋幹細胞やiPS細胞由来筋細胞を用いて難治性筋疾患や加齢時の筋萎縮に対する新規の再生医療研究を推進していきます。

技術員 磯貝 和江

技術員 磯貝 和江
難治性疾患に苦しむ患者様のために新しい治療法を一日でも早く開発したいと頑張っている先生方の下で仕事ができることをうれしく思い、お役に立てるように頑張りたいです。

技術員 服部 裕次

技術員 服部 裕次
CAR-T療法は造血器疾患・固形がんなどに対する有望な治療法です。私の研究がこれらの難治性疾患に対する治療の進歩に貢献できるよう期待しています。

CPC運用部

スタッフ紹介

特任講師 丹羽 保晴

特任講師 丹羽 保晴
藤田医科大学の再生医療、がん治療といった先進医療プロジェクトの推進を計るため、研究からの視点と企業からの要望に応えられる施設運用・管理を心がけています。

免疫再生医学研究部門

スタッフ紹介

教授 河本 宏

教授 河本 宏
長らく基礎免疫学研究に専念してきましたが、10年ほど前から、臨床応用を目指す研究に徐々に軸足を移しつつあります。藤田医科大学には、京都大学とのクロスアポイントメントの形で参画しています。現在、iPS細胞から再生した汎用性即納型T細胞製剤の開発研究を行なっており、京大ではがん免疫療法への応用、藤田医大では新型コロナ感染症治療への応用を進めています。

准教授 川瀬 孝和

准教授 川瀬 孝和
私はこれまで、血液内科学の臨床、教育、新規T細胞療法の開発に繋がる基礎研究に尽力してまいりました。これまで培ってきた経験と当センターのリソースを集中して、1人でも多くの患者さんを救うことのできるT細胞療法の開発・発信に邁進いたします。

講師 美山 貴彦

講師 美山 貴彦
私はこれまで、血液内科医として診療および、その分野における基礎研究を行ってきました。T細胞製剤は難治性のがんやウイルス感染症に対する治療の切り札になる可能性があります。安全かつ有効性の高いT細胞療法の開発にむけて研究を進めていきたいと思います。