教育

問題発見解決型学習 (Problem-Based Learning : PBL)を始めました.

PBLは主体的・協働的に問題や課題を発見し、解決する能力を養う教育方法であり、文部科学省が進めるアクティブラーニング教育として注目を集めています。実臨床の現場において現在の診療放射線技師は、医師の指示の下に検査や治療をこなすだけでなく、患者それぞれの社会背景を把握して、疾患の診断・治療に関する知識をもち、チーム医療に貢献しなくてはなりません。そこで、能動的で深い学習成果を得るために4年次の総合放射線技術学Ⅰにて診療画像技術学,核医学検査技術学,放射線治療技術学の各分野において小グループ学習によるPBL方式を採用することとしました。また、本学科は昨年度より3年次の臨床実習前に客観的臨床能力試験(Objective Structured Clinical Examination : OSCE)を実施するなど、現場で求められる診療放射線技師の育成に有用な教育法を今後も積極的に取入れていきます。