医学研究科 医学専攻<博士課程>

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世界の医療の進歩に繋がる研究

医学専攻のもとに、形態系、機能系、保健衛生系、分子医学系からなる基礎医学領域と、内科系、外科系からなる臨床医学領域を設置しています。基礎医学領域では、それぞれの専門性に立脚した先鋭的な基礎研究を推進しています。臨床医学領域では、専門分野の医学知識の発展及び医療技術開発推進に加えて、分野の垣根を超えた集学的治療法によって治療実績を向上させる試みも積極的に実施されています。医学的分野の基礎的・独創的研究と、高度先進医療を推進する臨床医学研究に重点を置き、豊かな感性や独創性を持つ研究者・教育者として、指導的役割を担う人材の育成を図っています。

文部科学省『次世代のがんプロフェッショナル養成プラン』

がん医療の現場で顕在化している課題に対応する人材・新たな治療法を開発できる人材の養成

2024年4月より、医学研究科博士課程に「次世代がん医療コース」「データサイエンスに基づく新治療開発コース」(正規課程)を開設します。本コースでは、多職種チーム医療による集学的な治療・ケア、緩和医療・終末期医療、循環器腫瘍学、腫瘍腎臓病学、老年腫瘍学など学際領域を発展的に取り入れた「次世代がん医療講義」、臨床から得られる各種データ(各階層のオミクス、画像・イメージング、電子カルテデータ)の活用方法、バイオインフォマティクス、機械学習、自然言語処理の知識・手技を習得できる「データサイエンス講義」、及び「がんプロフェッショナルセミナー」を開講します。

東海がん専門医療人材養成プラン(東海がんプロ)

名古屋大学・岐阜大学・浜松医科大学・名古屋市立大学・藤田医科大学・愛知医科大学・名城大学
の7大学が連携し、大学院正規課程のコースと、インテンシブコース(期間1年)の教育プログラムを実施します。
一部の講義は連携大学間の共有講義とし、リアルタイム配信、および「学びばこ」で録画講義をオンデマンド配信します。