お知らせ

【医学部】2021年度における授業等の実施方針について

学生・保護者の皆様

新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止対策として、2021年度における授業等の実施方針については、下記のとおりとしますのでお知らせします。
ただし、この実施方針は現時点の決定であり、地域の感染状況等を踏まえ、今後変更することもあり得ます。その際は、改めてご案内しますので、予めご承知おきください。
ご理解・ご協力のほどよろしくお願いします。


医学教育は、知識や技術の習得だけでなく、豊かな人間性を涵養するための対面による学生同士や学生と教職員の間の人的な交流が重要な要素です。そこで2021年度の授業は、同時双方向型オンライン授業と対面授業を併用してカリキュラムを遂行します。

座学が中心の「講義」を対面授業で行う場合は、学生同士の間隔を充分に確保し、複数の教室を利用して感染防止対策を講じます。より臨床現場に近い環境で行う「演習」「実習」「実験「実技」については、可能な限り従来通りのアクティブラーニングを取り入れた授業を中心に実施します。(臨床実習では、遠隔によるカンファレンスやクルズスを行う場合があります。)
新入生については、環境の変化や孤独感から精神的な不安を来すことがないよう、優先的に対面授業を実施し、新たな学友や教職員との対人関係構築の端緒とします。

また、指導教員制度(医学部の全学年で導入)、学生相談室(全学的なセクション)、学務課(各学部ごとに設置)等が窓口となり、カウンセラーや専門医との面談など、学生の悩み、不安に寄り添った対応に努めます。さらに、スチューデントドクター全員に優先的にワクチン接種を推奨するほか、希望する全学生に、大学が保有する施設においてPCR検査を受けることができる機会を確保しています。

本学は、今後も感染対策を行いながら、できる限り医学教育に必要なカリキュラムが継続的に皆様に提供できるよう、各方面の体制を整備して参ります。

以上

2021年3月31日    
医学部長 岩田仲生