お知らせ

【医学部】2023年度における授業等の実施方針について(通知)

新入生・在学生・保護者の皆様

 コロナ2019対策が大きく変わりつつある現状に対応し、本学での2023年度における授業等は下記のとおりに実施する方針といたします。これは現時点で決定された方針ですが、地域の感染状況の推移等を踏まえて変更することがあります。その際は、改めてお知らせいたしますので、予めご承知ください。
 全ての学生が学修に専念できるよう、学生一人一人の立場に立って、きめ細かい対応に努めてまいりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。


                       記

 医学教育には、対面による授業が不可欠です。したがって、2023年度の授業において、講義は基本的に対面で行いますが、必要に応じて双方向性オンライン授業も併用します。演習、実習等についても対面授業とし、医学教育の基礎となる解剖実習を始め、参加型臨床実習、専門職間連携、PBLなど医療現場に即したリアルな教育を展開します。海外交流についても、3年ぶりにイタリア、韓国、台湾、UAE、ザンビア等MOU提携校との交換留学が再開されます。

 大学での学修に慣れていない新入生にとって、入学直後の時期は新たな学友や教職員との対人関係を構築する重要な時期と位置づけております。コロナ対応を含めた環境の変化から学習や人間関係等で不安を抱える学生さんへの対応として、学生相談室では心理カウンセラーによる面談の機会を毎日設けているのに加え、必要に応じて精神科医が指導教員として担当する体制を整えており、学生から支持されています。

 今後の新型コロナ感染状況によっては、学生や保護者の皆さんにご協力を求めざるを得ない状況になる可能性も否定できません。コロナ対応が緩和されつつある状況にありますが、本学敷地内には病院を併設しているためより学習環境には厳しい感染防止策を適用する可能性もあります。その場合も、あらゆる状況に即応可能な医師となるための貴重な経験と捉えていただくようお願いいたします。引き続き教職員一同、学生同士切磋琢磨していただける最適な環境を整えて参ります。

                                            以上

                                    2023年4月
                                    医学部長  岩田仲生