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第79回保健学セミナーのお知らせ

大学院保健学研究科 第79回保健学セミナーのお知らせ

藤田医科大学大学院 保健学研究科 保健学専攻では、6領域の大学院生が共に集まり、領域横断的に視野を広げ最新のトピックスを学ぶため、各分野の第一線で活躍されている学内外の先生や著名な研究者を講師に招聘した「保健学セミナー」を開催しています。
  今回の第79回保健学セミナーは、医療経営情報学領域の企画担当で開催いたします。

演題 

コメディカルのHealth Information分野における研究の方向性
~研究の実例からわかること

演者

新潟大学医歯学総合病院 医療情報部 教授
赤澤 宏平 先生

日時 2020年12月4日(金)18:00~19:30
場所 Web開催

ご講演要旨

医療界におけるコメディカルスタッフの活躍の場は拡大しつつあり、その専門性も深さを増しつつある。従来の業務をマニュアルどおりにこなしていればよい時代は過ぎ去りつつある。自らの業務の質を客観的に評価して、その向上に努める姿勢が求められている。このような医療の見直しと改善を科学的に進めるためには、論理的な思考、分析手法の習得、科学的な評価法などが求められる。これらは研究を正しく推進するプロセスを通じて身に付けることができる。
  本セミナーでは、コメディカルのHealth Information分野における研究の方向性を考えることにする。セミナーの話題として3つ用意した。
  一つ目は、診療情報管理学や医療情報学の研究テーマの調査に基づき、研究の特性について述べてみる。
  二つ目は、コメディカルの大学院生が行った研究内容とそのプロセスを振り返りながら、Health Information分野の研究の特性を考えてみる。
  三つ目は、コメディカルの大学院生が行う研究の進め方について、いくつかの方向性を論じてみる。
コメディカルスタッフが学術論文を世に送り出すことは容易なことではない。その一方で、研究の過程で身につく「新規性の発掘」、「論理的な思考」および「相手に伝える表現技法」は、日常業務を見直しその改革を進めるうえで重要な能力であることをよく理解すべきと考える。
ご講演いただく赤澤宏平先生は、早稲田大学大学院理工学研究科前期博士課程数学専攻を終了され、その後、九州大学で医学博士、数理学博士を修了されました。九州大学医学部附属病院医療情報部に在職中に、サウスカロライナ医科大学で医療情報に関するご研究に従事され、帰国後、新潟大学医学部附属病院医療情報部教授、新潟大学医歯学総合病院医療情報部教授を務められております。英文誌「Surgery Today」のStatistical Reviewer、英文雑誌「Esophagus」のStatistical Consultantなどもご担当されています。ご専門は医療情報学、医療統計学、生存時間分析と多方面でご活躍されています。様々な学会の特別講演やシンポジウムで先生のご講演について、赤澤先生の優しい語り口と聴衆に理解しやすい内容が魅力的であるとお聞きしております。講演では、今までのご経験から、Health Information分野の教育と研究に関する新たな知見を伺えると思います。

大学院生はもとより、学部学生や教職員の皆様で関心のある方のご来聴をお待ちしております。
                                                                                                                                                            大学院保健学研究科長 齋藤邦明 
問合わせ:亀井哲也 (0562-93-9812 tkamei@fujita-hu.ac.jp