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第81回保健学セミナーのお知らせ

大学院保健学研究科 第81回保健学セミナーのお知らせ

藤田医科大学大学院 保健学研究科 保健学専攻では、6領域の大学院生が共に集まり、領域横断的に視野を広げ最新のトピックスを学ぶため、各分野の第一線で活躍されている学内外の先生や著名な研究者を講師に招聘した「保健学セミナー」を開催しています。
今回の第81回保健学セミナーは、看護学領域の企画担当で開催いたします。

演題 最近の依存症と動機づけ面接
演者 予防医療研究所代表、寛容と連携の日本動機づけ面接学会代表理事
磯村 毅 先生
日時 2020年11月11日(水)18:00~19:30
場所 フジタホール500(大学1号館5階) 

ご講演要旨

ゲーム障害をWHOが疾病として認めるなど、依存症の広がりが加速しています。最近ではコロナ禍により、スマホ・ゲームと子どもとの関係が問われています。
 依存症は家族泣かせ、医者泣かせの病気です。周囲がどんなに気をもんでも、本人の行動は遅々として変わりません。それどころか助けようとすればするほど、心を閉ざし、逆に反発してくることもあります。熱心な援助者ほど燃え尽きてしまったりします。
 動機づけ面接はこうした関わりが難しい依存症患者の内的動機を高め行動変容を促す面接スタイルです。科学的根拠があることはもちろん、数分未満の短時間でも実施可能であり、スタッフの消耗が少ないため、依存症および司法領域から、生活習慣の改善や教育・福祉の分野でも普及が進んでいます。今回は最近のネットやスマホなどの新しい依存症を概観するとともに、動機づけ面接についても紹介します。

今回、ご講演いただく磯村 毅先生は、名古屋大学医学部・同大学院をご卒業されました。その後、テキサス大学で医学部研究員として癌と老化の遺伝子研究に従事されました。帰国後は、名鉄病院呼吸器科に勤務され、「子どものための禁煙外来」を開設されました。さらに、河合塾との「禁煙で合格率アップ」の取り組みを通じて、「リセット禁煙」を開発されました。ご専門は呼吸器内科学、依存症心理学、メディカルコーチングで、トヨタ記念病院禁煙外来、トヨタ自動車診療所で医師として兼務されています。さらに、リセット禁煙研究会・予防医療研究所学会代表、スマホ依存防止学会代表世話人、寛容と連携の日本動機づけ面接学会代表理事、子供をタバコから守る会・愛知世話人、ゆるーい思春期ネットワーク代表も務められており、幅広い分野でご活躍されています。NHK「ためしてガッテン」へのご出演の他、「リセット禁煙のすすめ」「親子で読むケータイ依存脱出法」など多数の著書をご執筆されています。
 ご講演では、今までのご経験から、依存症と動機づけ面接に関する最新の知見を伺えると思います。

大学院生はもとより、学部学生や教職員の皆様で関心のある方のご来聴をお待ちしております。

                      大学院保健学研究科長 齋藤邦明
                     問い合わせ:中村小百合0562-93-9077  sayuri@fujita-hu.ac.jp