プレスリリース

5月24日より藤田医科大学病院は、新型コロナワクチンの大規模接種会場として豊明市、名古屋市ほか近隣自治体住民を対象に運用を開始します

藤田医科大学病院(愛知県豊明市沓掛町田楽ヶ窪1番地98 病院長:湯澤由紀夫)は、愛知県からの要請を受け、新型コロナワクチンの大規模接種会場として5月24日より運用を開始いたします。
当院での接種は、早朝や夜間も受け付け、1日あたり最大1,000人程度を計画。豊明市のみならず名古屋市を含めた近隣自治体の高齢者を対象に、自治体の枠を越えて接種を進めます。
高齢者の接種後は、一般の接種に向けた運用を計画しています。

運用方法

開 設 時 間:平 日 12:00~22:00(初日のみ9:00~19:00)
      ※6月4日までは17:00~22:00
       土日祝 12:00~22:00
会   場:藤田医科大学 アセンブリホール(体育館)
対象自治体:豊明市・名古屋市・東郷町・日進市・大府市・刈谷市 
      (検討中の自治体:知立市)
予約の方法:各自治体の予約システムで対応 ※会場では予約受け付けを行っておりません
ワ ク チ ン:モデルナ社製
運   営:本学の医師・看護師・事務員等

会場に隣接する駐車場をワクチン接種者用として開放する予定です。また、市バスの最終便の延長、名鉄バスの増発や最終便の延長、院内巡回バスの停留所に会場を加えることなども検討しています。

感染対策について

基本型接種施設である当院は、2月12日に1回目の接種シミュレーション訓練を実施して以降、集団接種に向けた改善を重ねてきました。3月8日からは医療従事者約3000人の先行接種を開始し、現在は約9割が2回目の接種を完了しています。
接種会場となるアセンブリホールには、感染対策として3種類27台の低濃度オゾン発生装置によるオゾン感染防御システムを配備※1。除菌効率を高めるため、濃度コントロールに加え、加湿器で湿度まで管理する万全の感染防護体制を整えています。

※1 低濃度オゾンガスによる新型コロナウイルスの不活化は昨夏、本学ウイルス・寄生虫学の村田貴之教授らの研究グループが世界に先駆けて実証しています。

地域貢献としての活動

当院は災害時における医療救護活動の拠点となる基幹災害拠点病院として、ワクチン接種においても災害医療に準じた体制を構築。高齢者の7月中の接種完了に向け接種スピードの加速が課題になる中、当院が培ってきたノウハウと設備を生かし、ワクチン接種の運用を担うことで一刻も早い集団免疫の獲得に寄与していきます。また、安心・安全なワクチン集団接種を普及させるため、オゾン感染防御システムを含めた当院のワクチン接種の運用方法を広く全国へ発信していきたいと考えます。

名古屋市民の方の藤田医科大学病院会場での接種予約方法

2021年5月17日(月)9時から、なごや新型コロナウイルスワクチンコールセンターによる電話予約または名古屋市公式予約ウェブサイトにて受け付けを開始。予約受け付けの対象となる接種日程は2021年5月24日~6月20日(すべて1回目の接種)で、藤田医科大学病院会場での期間中の総予約枠数は13,000人を予定しています。


なごや新型コロナウイルス
ワクチンコールセンター
電  話 050-3135-2252
受け付け 月曜日~金曜日の9 :00~17: 30(祝日を除く)
公式予約ウェブサイト 市公式ウェブサイトからアクセス
※17日は9:00より予約を受け付けます。