愛知県内初 『免疫(リウマチ)・アレルギー疾患の治療と仕事の両立』を “どなたでも”相談できる支援センターを開設
藤田医科大学ばんたね病院(名古屋市中川区/病院長 堀口明彦)と愛知産業保健総合支援センター(名古屋市東区/所長 樫尾富二)は、2025年9月1日、「免疫(リウマチ)・アレルギー疾患の治療と仕事の両立支援」に関する協定を締結し、同日、同病院内に免疫(リウマチ)・アレルギー疾患の相談支援センターを開設しました。
運営は藤田医科大学総合アレルギーセンターが行い、藤田医科大学ばんたね病院の受診歴を問わず、関節リウマチや様々なアレルギー疾患でお悩みの患者本人やご家族、勤務先の担当者などからの相談を受け付け、その内容に応じて様々な専門性を有する両立支援コーディネーター(医師、医療ソーシャルワーカー、臨床心理士、社会保険労務士、保健師、カウンセラー等)が支援に当たります。特に就労中の方については、今回の協定に基づき、就労との両立支援に長けた愛知産業保健総合支援センターとの連携により、それぞれの状態に合わせた柔軟かつ手厚い支援を実現します。
藤田医科大学ばんたね病院の代表電話(052-321-8171/平日9時から17時)、
もしくは申し込みフォーム(24時間受付)で受付
(愛知県名古屋市中川区尾頭橋三丁目6番10号)
この体制をさらに強化するため、2025年9月1日付で藤田医科大学ばんたね病院と「治療と仕事の両立支援に関する協定」を締結し、同院内に愛知県で初めて「免疫(リウマチ)・アレルギー疾患相談支援センター」を開設しました。
加えて、2023年からは、厚生労働省「アレルギー疾患患者に係る治療と仕事の両立支援モデル事業」に採択され、病院全体の組織的な運営、両立支援コーディネーターの育成、企業への情報提供など、体系的な支援を実施してきました。これまでの取り組みを冊子にまとめ、全国のアレルギー疾患医療拠点病院に配布するなど、院内にとどまらず、地域や全国の患者さんに向けた活動にも取り組んでいます。
運営は藤田医科大学総合アレルギーセンターが行い、藤田医科大学ばんたね病院の受診歴を問わず、関節リウマチや様々なアレルギー疾患でお悩みの患者本人やご家族、勤務先の担当者などからの相談を受け付け、その内容に応じて様々な専門性を有する両立支援コーディネーター(医師、医療ソーシャルワーカー、臨床心理士、社会保険労務士、保健師、カウンセラー等)が支援に当たります。特に就労中の方については、今回の協定に基づき、就労との両立支援に長けた愛知産業保健総合支援センターとの連携により、それぞれの状態に合わせた柔軟かつ手厚い支援を実現します。

免疫(リウマチ)・アレルギー疾患の相談支援センターについて
利用方法
予約制 ※藤田医科大学ばんたね病院の受診歴がなくてもご利用いただけます藤田医科大学ばんたね病院の代表電話(052-321-8171/平日9時から17時)、
もしくは申し込みフォーム(24時間受付)で受付
対象者
免疫(リウマチ)・アレルギー疾患等を抱える患者(労働者)および、そのご家族設置場所
藤田医科大学ばんたね病院(運営:藤田医科大学総合アレルギーセンター)(愛知県名古屋市中川区尾頭橋三丁目6番10号)
免疫(リウマチ)・アレルギー疾患における両立支援の必要性
免疫(リウマチ)疾患やアレルギー疾患は、患者数が年々増加し、また、症状・治療は慢性的に続くためQOLの低下につながり、学業・仕事への影響が大きい疾患です。実際に、就職や配属において不利な扱いを受け、症状や治療のために労働時間や仕事内容が制限されるケースが少なくありません。また、勤務のために十分に治療できず、結果的に症状が重症化し離職してしまう場合や、子どもの治療・通院のために家族の就労が制約される場合も報告されています。愛知産業保健総合支援センターの取り組み
愛知産業保健総合支援センターでは、これまでがん、脳卒中、糖尿病、肝疾患、難病等の病気と診断された方を重点的に、愛知県内9カ所の連携病院と共に、治療を受けながら仕事を続けられるための両立支援に取り組んできました。この体制をさらに強化するため、2025年9月1日付で藤田医科大学ばんたね病院と「治療と仕事の両立支援に関する協定」を締結し、同院内に愛知県で初めて「免疫(リウマチ)・アレルギー疾患相談支援センター」を開設しました。
アレルギー疾患に関する本学の取り組み
藤田医科大学総合アレルギーセンターが設置された藤田医科大学ばんたね病院では、愛知県アレルギー疾患医療拠点病院および愛知県アレルギー疾患医療連絡協議会事務局として、専門的な治療だけでなく、拠点病院を中心とした診療連携体制の整備、情報提供の推進、人材育成など、県内全域のアレルギー疾患対策に取り組んできました。加えて、2023年からは、厚生労働省「アレルギー疾患患者に係る治療と仕事の両立支援モデル事業」に採択され、病院全体の組織的な運営、両立支援コーディネーターの育成、企業への情報提供など、体系的な支援を実施してきました。これまでの取り組みを冊子にまとめ、全国のアレルギー疾患医療拠点病院に配布するなど、院内にとどまらず、地域や全国の患者さんに向けた活動にも取り組んでいます。


