気候に関する地元の教育プログラム

     

アセンブリ教育(多職種連携教育)で、災害の発生を想定した防災プログラムを実施

本学は、「災害時に地域に貢献できる人材」を育成するため、2023年度の入学生からアセンブリ教育にアセンブリ防災(災害時の社会貢献)のプログラムを追加しました。開学以来続いている「アセンブリ教育」は、学生と教員が学部学科の垣根を越えて集まる藤田独自のプログラムであり、保健医療福祉における多職種連携教育と位置付けています。
2023年7月3日、アセンブリ防災の初の試みとして、本学の全ての1年生666名を対象に、災害時の避難所に必要な「段ボールベッド」「簡易トイレ」「マンホールトイレ」について学ぶカリキュラムを実施しました。学生たちは、本学の教員、緑区社会福祉協議会や地元のボランティア団体「名古屋みどり災害ボランティアネットワーク」の方から、段ボールベッド・簡易トイレ・マンホールトイレの組み立て方や使い方、構造などの説明を受け、多学科混成の48の班に分かれグループワークに取り組むことで、コミュニケーション能力を身に着けながら避難所運営について学びました。
今後も、本学の学生が災害時に被災者のために動けるような学びの場の提供を行って参ります。